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【教員が語る!専門分野と研究室紹介 vol.14】~臨床栄養発育学研究室編~

皆さんこんにちは。健康栄養学科です🌰

教員が語る!シリーズ第14弾の今回は、臨床栄養発育学研究室の三善先生です!

 

①研究室名・分野紹介

● 担当領域:人体の構造と機能及び疾病の成り立ち(臨床病態学)

● 臨床医学について医師の立場から、基礎的な内容から最新情報まで解説します。

 

②主な担当科目(専攻|年次)

●春期

臨床病態学各論(管理|3年)
解剖生理学実験B(管理|3年)

●秋期

臨床病態学総論(管理|2年)
臨床病態学(食物|2年)

 

③卒業論文で扱っているテーマについて

子どもの健康にはバランスのとれた食生活が欠かせません。子どもは家庭や幼稚園・学校で食生活を体験し、遊びや絵本を通じて学びます。正しい食生活に関する情報を子ども達や保護者に届けることは、健康教育そのものであり、将来の疾病予防にもつながります。

 

当研究室では教員が医師(小児科医)である特性を活かし、幼稚園の保護者対象に「子どもの食事と健康に関するアンケート」を行っています。アンケートの作成や解析を通じて、子どもの食生活や健康について学び、プレゼンテーションや論文作成の能力を養います。

食に関わる遊び(知育菓子づくりなど)や子どもにも簡単にできる調理を体験することで、子どもや保護者からの目線を学びます。

 

④その他学内外での研究や活動について

●大阪大学医学部附属病院などで現在も診療に携わっており、地域医療や関連学会などとも連携しています。

●がん患者の食生活に関する研究や、妊孕性温存に関する取り組みを行っています。

 

⑤栄養士・管理栄養士を目指す高校生(学生)に、この分野の重要性やアピールポイントを教えてください!

人体の構造と機能について学ぶ「臨床病態学」は、ヒトの体の健康を守るために理解しておく必要のある学問です。まず正常(健康な状態)を知ることで、異常(病気による変化)を理解することができるようになります。栄養士・管理栄養士を目指す皆さんは、医学用語に慣れるためにも、医療関係のニュースや医療ドラマに積極的に目を向けてみてください。

ぜひ大阪樟蔭女子大学で、臨床医学(臨床病態学)を一緒に学びましょう。

 

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