8月24日オープンキャンパスを開催しました～化粧ファッション学科～

みなさん、こんにちは。

8月24日(日)に大阪樟蔭女子大学のオープンキャンパスが開催されました。

その様子をお届けします。

今回のオープンキャンパスでは、各専門分野から3名の先生方による体験授業が行われました。

「世の中にない新しい商品を考えよう」　

ビューティ・ファッションビジネス研究室　　岸本泰蔵　先生

この体験授業では、

ファッションビジネスの概要と生活ニーズに基づいた商品企画について紹介しました。

商品を企画～開発～広告～販売し、消費者に購入してもらうプロセスを紹介し、

そのプロセスに様々な企業・人が関わって衣服を作っていることや

ユニクロやH＆Mを代表とするファストファッションのこと、早く安く新しい衣服が手に入る一方で

環境問題や労働問題など様々な課題に直面していることを知っていただきました。

地球環境のためにムダな商品を作らない、生活者が本当にほしいと思う商品を作ることが大事です。

そのためには生活者のニーズに基づいた商品企画を･･･ということで「世の中にないパジャマ」の

企画体験をしてもらいました。

短い時間でしたが、参加された保護者様とも一緒になってニーズやアイデアの発想を

楽しく体験されていたと思います。

この体験授業を通して、

化粧・ファッションのビジネスや商品企画に興味を持っていただけたなら嬉しく思います。

是非、化粧ファッション学科への進学を検討ください。

「肌の健康を守るスキンケア」

化粧マテリアル研究室　　岩永哲朗　先生

この体験授業では、肌の仕組みやスキンケアについて解説しました。

肌の一番外側には角層があり、この角層が肌のうるおいを守る重要な役割を果たしています。

角層は表皮細胞が角化した角層細胞と角層細胞間脂質（主にセラミド）からなり

レンガを積み重ねたような層状構造となっています。　

その役割は２つ、バリア機能と保湿システムです。

1.バリア機能は皮脂膜とセラミドバリア

　肌の内側から水分が過剰に蒸発するのを防ぎ、そして、外側からの刺激、異物の混入を

　防いでいます

2. 保湿システムは角層細胞中に含まれる天然保湿因子（NMF成分）

　角層中の水分を保持しています

従って、肌のうるおいを保つためには、水分、脂質、NMF成分のバランスが重要で、

スキンケア化粧品でこのバランスをサポートすることによって、乾燥などの外的要因から肌の負担を軽くして健康な肌に導くことが重要です。

日々のスキンケアによるお手入れがいろんな肌トラブルから肌を守ることにもなるんですね。

化粧水で水分を与え、乳液で油分を与え、クリームで蓋をする。

このステップ是非実践ください。

「髪のことをもっと知ろう」

美容感性研究室　　真殿由加里　先生

この体験授業では、髪の毛に対する疑問について、Q＆A形式で解説していきました。

例えば、「どうして髪は傷むの？」「どうしてくせ毛ってできるの？」「リンス、トリートメント、コンディショナーの違いは？」などなど、みなさんも普段の生活で疑問に思われたことはないですか？

そんな疑問に対して、解説していきながら、

普段の生活でのちょっとした工夫も含めてお話させていただきました。

髪って知ると奥深くて、おもしろいですよ。

美容コースの学生は、このような髪に関する、知識や技術を学びます。

髪は自分自身の一部です。

髪のことを知ることは、自分自身を知ることにもなります。

今回の体験授業を通して、髪っておもしろいなと思われたら、是非美容コースの進学を

検討してみてくださいね。

その他にも、教員と直接質問や説明を受ける個別相談ブース等があり、多くの高校生の生徒さんに大変喜んでいただけました。

9月6日（土）・9月13日（土）・9月27日（土）には、

大学教員と個別に説明や質問ができる「SHOIN ちょこキャンデー」が開催されます。

※ 詳しくは、本学の受験生応援サイト　＜イベント情報＞　をご覧ください。

興味がある方は、ぜひ参加してみてください。

教職員一同、心よりお待ちしております。

　　　　　（化粧ファッション学科　　岸本泰蔵・岩永哲朗・真殿由加里・松下友季栄）