授業の様子を紹介します!管理栄養士専攻「栄養教育論実習」~健康栄養学科~

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授業の様子を紹介します!管理栄養士専攻「栄養教育論実習」~健康栄養学科~

「栄養教育論」分野では、専門職として、個人や集団を対象に栄養教育を行うための理論や方法を学びます。

管理栄養士専攻では、「栄養教育論A・B・C」の3つの講義科目、「栄養教育論実習」の1つの実習科目を順番に受講していきます。すなわち実習は、この分野の集大成です。

栄養教育論実習では、個別栄養相談を行う模擬面接実習と集団を対象とした栄養教育プログラムの計画立案実習の2つのテーマを扱っています。

今回は、後者の「集団を対象とした栄養教育プログラムの計画立案」実習です。

この実習の特徴は、グループで力をあわせて栄養教育プログラムを考え、誰が読んでも同じように実践できる「計画書」を作成することです。

対象者やテーマ、場面設定、目標、教育の内容、評価の仕方まで、すべて自分たちで考えます。

「栄養教育が必要な人はどこにいるだろう」「どんなプログラムにすれば魅力的だろう」「どうすれば食習慣を改善できるだろう」等々、これまで学んできた様々な栄養学や教育の知識を統合しながら考えていきます。

一旦、「計画書」を完成させた後は、グループメンバーを入れ替えて、自分たちが作成したプログラムを他のグループのメンバーにみてもらい、意見や改善点をもらいます。しっかり考えて完璧だったはずなのに、色々な課題が次から次へと見つかります。

元のグループに戻り、一人ひとりが他のグループメンバーとの話し合いを通して気づいた改善点を持ち寄ります。それらを統合させて、よりよい教育プログラムへと改善していきます。

完成した栄養教育プログラムは、本当に立派です。例えば、小学校の高学年を対象とした栄養教育では、提供される給食を工夫し、農業体験、調理体験、保護者向けの食育など多様な教育を組み合わせ、担任教諭や地域の人と連携しながら展開する計画がみられました。誰がみてもわかりやすい工夫もいっぱいです。

食習慣を変えることは、簡単ではありません。しかし、管理栄養士は、日常生活で様々な工夫を組み合わせ、無理なく改善できるように提案していくことが求められています。

「講義で学んだことを実際にどのように使うかが難しかった」「グループワークや発表が苦手なので大変だった」という感想がみられる一方、「受講前よりグループディスカッションやプレゼンテーションが上手にできるようになった」「班の意見をまとめるのが得意になった」など自身の成長に関する感想も多く聞かれました。

健康栄養学科では、学生自身が主体的に参加し、グループワークをしながら問題発見や課題解決を行っていく授業がたくさんあります。

はじめは苦手でも、回を重ねるごとに確実に上手になり、レベルが上がっていきます。

管理栄養士・栄養士としてはもちろん、社会人としての必須スキルです。

学生のうちにたくさん練習して、社会に貢献できる人材を目指しましょう!

(科目担当:鈴木朋子)

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