DEPART-
MENT NEWS
学科ニュース

フードスタディコース「Farm-to-Table」徳島ゆずプロジェクト①

フードスタディ総合研究(3年生科目)では、2021年度より徳島県那賀郡那賀町を訪問し、「放置ユズ」を主テーマとした農業実習とカフェ実習を実施しています。2泊3日での実習合宿を通じて、フードスタディコースの学びをふりかえりながら、自分たちでも地域貢献ができるということを実感してもらうことを目標としています。

今年も、少子高齢化と過疎化で廃園となってしまった保育園を改修したコミュニティスペース「ヨンロッパ」をベースに、実体験を通じたさまざまな学びを得ることができました。

10月訪問組は、黄色に色付く前の「青ユズ」の収穫を行いました。那賀町で収穫される「木頭ゆず」はその香りの高さで人気もあるブランド品です。一方で、ユズ畑の管理や収穫、加工を担う人々の高齢化による放置ゆず畑が増加しています。

この実習授業はこのような背景から、地域住民を交流しながら、貴重なユズ(無農薬栽培)を次世代につないでゆくことも目的としています。

初日は、青ユズとヨンロッパの無農薬菜園でトウガラシの収穫。

収穫した青ユズとトウガラシ、それに鳴門の塩を合わせて「柚子胡椒」をつくります。

夜は、地元の方に郷土食を作っていただきました。大阪では食べない蕎麦米汁は鍋がおかわり続出で空っぽに。

2日目は、夏に大学フードキッチンでレシピ開発したランチメニューを地元の方々に限定数で提供。

 

3日目は干し芋作りのために、この地域で代々受け継がれてきた在来種サツマイモの収穫と来年に向けた畑の整備をしました。

11月の訪問チームは、

黄ユズの収穫とユズを使用したランチ実習を行います。(続きはコチラから!)

 

関連情報