美容コース学生有志によるヘアドネーションイベント －no. 7 －

みなさん、こんにちは。

髪の毛で夢をつなぐ〜ヘアドネーション〜プロジェクトのメンバーの

化粧ファッション学科美容コース 3 年の小森です。

2024年 8 月 29 日(木)、イキイキ × チャレンジプロジェクトの
「髪の毛で夢をつなぐ〜ヘアドネーション〜」による

ヘアドネーションイベントを本学で開催いたしました。

イキ×ラボチャレンジプロジェクトの『髪の毛で夢をつなぐ〜ヘアドネーション〜』とは、

小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、

寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供するヘアドネーションの活動に賛同し、

美容師に必要な知識を学ぶ学生にしかできない活動をしていきたいと、

化粧ファッション学科美容コースの学生有志が2021年度に立ち上げたプロジェクトです。

このヘアドネーションイベントは、在学生および教職員を対象にヘアドネーションを紹介する動画を作成し、髪の毛を寄付していただける方を募っています。

今回、プロジェクト立ち上げから7回目となるヘアドネーションイベントを開催しましたので、

その様子をお届けします！

（学生デザインの活動着を新調しました！）

ヘアドネーションイベントでは、まず担当するメンバーの自己紹介を行い、カウンセリングを行います。

カウンセリングでは、どれくらい髪の長さを切るか、どれくらいの長さの髪を寄付したいかなどをお伺いし、寄付できるヘアドネーション団体を伝え、ドネーションカットを行うかどうかを確認させていただきます。

そして、寄付する髪を小分けにして束ねていきます。

寄付する髪の長さが31cm以上あるか確認しながら、丁寧に結んでいきます。

髪を結ぶ作業は時間がかかりますが、参加者と楽しくお話をしながら進めていきます。

顔まわりの髪の束は、参加者ご自身でカットしていただきました。

その様子やカット前、カット後には記念に参加者の携帯でも撮影しました。

そして、シャンプー＆リンスを行います。

今年度からプロジェクトに参加した1年生が担当させていただきました。

1年生は授業でシャンプー＆リンスを行っていないため、3年生のプロジェクトメンバーが指導し、

当日に向け練習を行いました。

担当した1年生は練習の成果を存分に発揮することができ、とても貴重な経験になりました。

今回のイベントから新たに、マッサージを取り入れました。

マッサージが得意な3年生のプロジェクトメンバーから指導を受け、こちらも1年生が担当しました。

「とても気持ちよかった」と参加者からお褒めの言葉をいただきました。

そして、調整カットを行います。

しっかりブロッキングをとり、毛先が真っ直ぐになるように整えます。

この間に口頭でアンケートをとらせていただき、アンケート結果は今後の活動に役立てたいと思います。

カットが終了したら、ブローを行います。

こちらも初挑戦の1年生が練習での反省を踏まえ、距離感を考えながら担当しました。

最後は、寄付用に切った髪の毛(ドネーションヘア)を郵送するための梱包作業です。

ヘアドネーション団体にドネーションヘアを郵送するには、ドネーション団体によってその手続きが異なるので、メンバーがしっかりサポートを行いました。

今回のヘアドネーションイベントには、2名がご参加くださいました。

そのうち1名は本学の副学長の高橋裕子先生で、今回で2回目のヘアドネーションイベントのご参加となりました。本当にありがとうございます。

寄付できるほどの長さに髪を伸ばすのは何年もかかります。

大事に伸ばしてきた髪の毛を、私たちのプロジェクトを通してヘアドネーションしてくださり、

心から感謝いたします。

（before）

（after）

また、今年度からプロジェクトに1年生がたくさん参加してくれました。

今回のイベントで初めて施術を担当した1年生には、この活動を授業での自信に繋げてほしいと思います。

冬にもヘアドネーションイベントを行う予定ですので、私たち3年生、2年生も技術向上のため努力していきます。

私たちのプロジェクトの活動は、引き続きブログで報告させていただきますので、

今後ともブログをチェックしてくださいね。

（髪の毛で夢を繋ぐ～ヘアドネーションプロジェクト～メンバー：小森美音）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（プロジェクトアドバイザー教員：真殿由加里）