DEPART-
MENT NEWS
学科ニュース

『7月14日オープンキャンパス:「化粧ファッション学科」という“ここだけの学び”~化粧ファッション学科~』

 

2024年7月14日に、オープンキャンパスが開催されました!

その様子をご紹介します。

 

前回(6月23日)のオープンキャンパスの様子はこちら↓

6月23日オープンキャンパス:ウエディングのよそおい(装い・粧い)から知る化粧ファッション学の学び~化粧ファッション学科~

6月23日オープンキャンパス:ウエディングのよそおい ヘアメイク実技デモンストレーション編~化粧ファッション学科~

 

7月のオープンキャンパスでは、

「夏祭り」をテーマにファッション学・化粧学・美容の視点から、講義や実習、実験などを体験していただきました。

複数行われた学科企画のうち、今回は2つの企画を少しご紹介します♪

 

「化粧のちから 高齢者の化粧療法」

化粧のちからでどのような心理的変化があるのか、「介護をさせない・病気にさせないための美beautifulの実現」をテーマに、化粧科学研究室の高田定樹教授がミニ講義を行いました。

 

 

高齢社会となった現在、シックケアからヘルスケアへと転換するためには化粧のちからが大きな影響をもたらすと考えます。

その中でも、認知症高齢者への化粧療法はかなりの効果が期待されます。

大切なポイントは、化粧をすることで不安感を取り除くことです。

講義では、MRIや脳波などで脳の計測といった脳科学の視点から、写真や図面、データを用いて化粧療法をする前とした後でどのような変化があるのかわかりやすく示されました。

 

 

「脳血流はどう変化したのか?」

「脳波のパターンは?」

「認知症の進み方は?」など、

化粧療法についてさらに深掘りしたくなるような興味深い結果がわかりました!

 

今回の講義内容は、大学でしか体験のできない専門的な分野であり、あっという間の30分間でした。ミニ講義を受けた後では、今までと違った視点で化粧について考えることができるのではないでしょうか。

 

「夏祭り」に行くときの日焼け対策

美容師の養成に長年携わってきた美容研究室の角田憲一教授がミニ講義を行いました。

 

日本人の日焼けのタイプは大きく3パターンに分かれる?

・赤くなってすぐに戻る人

・赤くなって黒くなる人

・赤くならず、すぐ黒くなる人

皆さんはどのタイプでしょうか。

 

日焼けは太陽光に含まれている紫外線が原因となっており、

やけどを起こさせる強いエネルギーを持つUV—Bと黒くする作用を持つUV—Aの2つの力で引き起こされます。

また、日焼け対策をしていないと後々シワやシミ、そばかすなどの原因にもなるのでしっかりケアをしていく必要があります🌞

 

 

日焼け止めの効果とは?〜日焼けを正しく防ぐために〜

日焼け止めに記載されているSPFPAの表記は、何を意味しているのでしょう。

SPFとは、「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bに対する防止効果を示します。

PAとは、「Protection Grade of UVA」の略で、UV-A対する防止効果を示します。

そしていずれも、数字や+が多いほど防止力が高まることを意味します。

 

 

日焼け止めには、2種類あります☆彡

1つは、従来の日焼け止めのミルクタイプで表記はSPF50⁺ PA++++

もう1つは、べたつくのが苦手な方におススメのジェルタイプで、表記はSPF35 PA+++。

 

ジェルタイプの効果は従来のものより効力は落ちますが、塗り心地は軽めでお値段もお手頃かつ量もあるのでべたつくのが苦手な方はこちらをこまめに塗ることをお勧めします‼

 

講義を聞いてから表記を比べてみると違いが一目瞭然でした(o^―^o)

他のタイプの日焼け止めでも、夏場は特に汗や水で落ちてしまうので、2~3時間おきに塗り直したり、場面によって日焼け止めを使い分けるのもいいかもしれませんね!

是非自分自身に合ったケア方法を探し出してみてください✩

 

 

8月のオープンキャンパスお知らせ*

8月は、10日(土),11日(日),18日(日)に開催します!!

「夏」をテーマにファッション学・化粧学・美容の視点から、講義や実習などを体験していただけます。

18日には、「夏のウェディングヘアメイクの実技デモンストレーション」も開催!6月23日のオープンキャンパスを逃してしまった方必見です!

 

皆さまのご来校を教職員一同心よりお待ちしております💕

 

 

                           (化粧ファッション学科 教職員)

関連情報