「大阪・上方のことば文化」フィールドワーク文楽鑑賞会
「大阪・上方のことば文化」では、去る6月15日(土)に日本橋の国立文楽劇場へ行きました。
今年はスマホを忘れていって、やむなくファイアータブレットで写真を撮ったのですが、ちょっと不鮮明です。
ロビーの様子。
時間があったので、開演前に少し資料室を覗いてみました。
詞章(台本?)。
人形のかしらです。
前から思っているのですが、私も一個欲しい。
かしらを欲しいと思うきっかけになったのが、船山馨の『花と濤』という小説です。
主人公は文楽人形を造る職人です。
今はもう新刊で読むこともできませんが、意外にもこれが超面白かった!
ところで、中はこうなっています。
着物の中は、こんな感じ。
10頭身以上あるぞ、これ!
今年は『菅原伝授手習鑑』の中の「寺子屋」の段です。
右の冊子が今回のしおりです。
紫のはちまきは病気であることを意味しているそうですが、頭から飛び出している白い角みたいなのは何?
なぜか不意にガメラ対宇宙怪獣バイラスを思い出したので、検索してみたが、バイラス、全然違うかった!(笑)
そんなことはともかく、この演目は文楽・歌舞伎の三大名作の中でも、群を抜く上演回数の多さなのだそうです。
物語は複雑なのですが、「寺子屋」の段では、かつての主君の息子を救うために、自分の子の首を切り落として差し出す、というド忠義譚。
我欲を捨てて忠義を尽くす、という物語、私は好きです。
日本的美意識の結晶ですね!
会場への通路で一枚。
合間に解説があって、人形のこととなど詳しく紹介してくれます。
今年で三年連続国立文楽劇場を訪れましたが、年々面白くなってきたような気が……。
私もだいぶん通になってきたんだな、と(笑)。
みんなも満足したでしょうか!
これを読んでいるあなたも、次年度はぜひ一緒に行きましょう!
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