HANAZONO EXPO『消防服のアップサイクルファッションショー』~化粧ファッション学科~
みなさん、こんにちは。
11月3日(金・祝)、花園中央公園にて開催された「HANAZONO EXPO 2023」に
被服構成学研究室の学生が参加しました。
東大阪市消防局と被服構成学研究室ゼミの3年生が協働し、
廃棄予定の消防服と消防用ホースをドレスに生まれ変わらせるという、
アップサイクルに挑戦しました。
消防士の方も実際の活動服・救助服・防火服を着用し、モデルとして登場!
1着目は、水の流れをイメージしたマーメイドドレスです。
紺色の部位は、活動服をほどいて縫い合わせました。
その後ろスカートにはズボンを活用し、ズボンの後ろポケットをそのまま活かしています。
またドレスの裾部分では、
オレンジ色の救助服を用いて水の力で炎が消えていく状況を表現しています。
2着目は、可愛らしさを表現した「アイドル」がテーマのドレスです。
防火服と活動服の原形を活かし、膨らませた袖(パフスリーブ)とミニ丈のギャザースカートを採用し、さらに、リボンやポシェットで明るく元気なドレスにしました。
袖とスカートは、防火服の裏地に使われているストライプやチェックの難燃性の布地を使用しています。
後ろスカートには、
シルエットを保つため、「しころ」(=熱から隊員の顔や首、後頭部を守るための布)を用いました。
後部の大きなリボンもポイントです。
3着目は、消防ホースを活用した、ビスチェとスカートを組み合わせたドレスです。
消防ホースの張りとしなやかさ、そして、ほとんど汚れがついていないホースの裏側に着目し、
そのブルーの裏側を表地として用いたビスチェを製作しました。
9枚のパーツの両端にハトメ穴を開け、その穴にゴムを通しつなぎ合わせることで、
体形にフィットさせることができました。
ビスチェの中央には、災害現場で履く安全靴のゴムひもとストッパーを使用しています。
スカートは、活動服・救助服・防火服の端切れを縫い合わせて作りました。
日々過酷な現場で活動されているということが伝わるよう、破れたり擦り切れたりしているところもあえて使用しました。
いかがだったでしょうか。
このショーは、東大阪市消防局の皆様のご協力のもと、
学生がアイデアを出し合いながら、製作からモデル、ナレーションまでのすべてを行いました。
学生たちにとって貴重な学びの機会、そして思い出深い経験になったと思います。
ご観覧いただいた方々ならびに東大阪市消防局の皆様、大変ありがとうございました。
当日の様子の動画はこちらから↓
HANAZONO EXPOで大阪樟蔭女子大学とコラボーYouTube東大阪市消防局公式チャンネルー
(化粧ファッション学科 杉田慶子)
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