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【学生が語る!叶えたい夢と学科での学びと活動 vol.6】~患者様のご家族にも親身な存在になりたい!~

皆さんこんにちは☀健康栄養学科です🥝

「学生が語る!シリーズ」第6弾の今回は、

管理栄養士専攻の4年生(2023年7月現在)にお話を伺いました!

 

 

1.あなたが、大阪樟蔭女子大学健康栄養学科を受験したきっかけや理由は何ですか?

高校生時代、将来の夢が見つけられず悩んでいたときに母から“管理栄養士”という職業があることを教えてもらったのが、栄養系の大学を目指したきっかけでした。
大阪樟蔭女子大学のオープンキャンパスに参加した際に、先輩がマンツーマンキャンパスツアーに連れて行ってくださいました。その時、先輩方がとても楽しそうでキラキラしていたことや、親切に優しく対応してくださったことが印象的で、この大学でなら楽しい大学生活が送れるのではないかと思い、本学を受験しました。

 

2.今、大学生活で一番熱心に取り組んでいることは何ですか?そのやりがいや楽しさについて教えてください。

私が大学生活で一番力を入れて取り組んでいることは、“コルクプロジェクト”の活動です。コルクプロジェクトとは、学生自らがキャンパスライフの質(QOL)を向上(K)していこうとするプロジェクトです。主な活動はオープンキャンパススタッフですが、小チームに分かれて様々な活動を行っています。

 

私は昨年度まで、地域貢献チームに入って活動をしていました。地域の高齢者に向けた「フレイル予防のための運動会」を行ったり、「大学付近のゴミ拾い」などに取り組みました。運動会で行ったセミナーでは、どのような内容にすると参加してくださる方に最後まで楽しんでいただけるのか、見やすく分かりやすいスライドを作るにはどのような工夫が必要なのかを考えました。とても難しかったですが、当日参加してくださった方の楽しんでくださっている様子を見たり、温かいお声をかけてくださったりした事にとてもやりがいを感じました。また、誰かのために頑張ることは、自分自身の成長にも繋がると実感しました。

 

今年は4年生になって配属されたゼミで、高齢者のコロナフレイル予防に向けた取り組みである“Re:Shoinきずなとれいる”の活動を行うので、さらに自分自身を成長させていけるよう全力で取り組みたいと思っています。

 

3.大学でのどのような学びが、今の活動に繋がっていると思いますか?

学内の実習では、個人ではなくグループでのディスカッションが多く、様々な人と話す機会があります。同じ勉強をしているメンバーでも、考え方は十人十色で、自分では思いつかなかった考え方などを知ることができます。何かを考える際の、新しい角度からの発想に繋がっているのではないかと思います。

 

4.将来の夢や、やりたい仕事について、教えてください。

私は、人と話すことや誰かのために努力できる仕事がしたいと思っています。
大学1年生の時、授業内で学んだ “あいーと”に興味を持ちました。通常、噛む力や飲み込む力が低下した人はミキサー食など形がないものを食べる人がほとんどです。そのためどうしても美味しそうな見た目にはなりません。しかし、あいーとは舌でつぶせるほどの固さで作られていますが、見た目は私たちが食べているものと変わらないため、見た目からの食欲低下を防ぐことができます。食事は、「食べたい」と思える見た目が重要であることを学んだと同時に、その人にあったより良い方法を提案していく重要性も学びました。

噛む力や飲み込む力の低下で困っている方だけではなく、食事療法が必要な方など管理栄養士を必要とする人はたくさんいます。一人ひとりに寄り添った提案をすることができ、一人でも多くの人の役に立てるような“クリニックの管理栄養士”を目指し勉強していきたいと思っています。
患者様だけでなくご家族にも、何かあれば「相談したい」「話を聞いてもらいたい」と思ってもらえるような存在になりたいです。

 

【教員からの応援メッセージ】
さまざまな活動の内容から、地域貢献や高齢者における課題解決に対する深い思いを持っていることが伝わってきました。それぞれの人に合わせた提案をする重要性を理解したうえで、役に立てるだけでなく信頼される管理栄養士を目指す姿勢は、後輩たちの見本となるでしょう。これからの成長に向けて、全力で応援しています。

(角谷)

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