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7月20日オープンキャンパスを開催しました~化粧ファッション学科~

 

みなさん、こんにちは。

720日に大阪樟蔭女子大学のオープンキャンパスが開催されました。

当日は、特別企画に加え、学科企画も!と盛りだくさん!!の内容でした。

 

ここでは、ファッション学と美容の先生によるミニ講義の様子をお届けします。

 

ファッション学【服飾美学研究室・水野夏子先生】

ファッション学コースの企画では、

「大学の講義に触れてみよう<ファッション編>~マリー・アントワネットのファッションから“美”を考える~」と題して、ミニ講義を実施しました。

 

この講義では、マリー・アントワネットが流行させたドレスやヘアメイク、おしゃれの必須アイテムなどのトータルコーディネートを通して、美しさとは何かを来場者の皆様と一緒に考えてみました。

 

 

まず、国や民族によって「美」の基準は異なり、また、“美”は移り変わっていくため、

様々な国・民族・時代のファッションは、固定観念を排して観察することが重要です。

そして、マリー・アントワネットが提案したトータルコーディネートを見てみると、

人間の「よそおい」(装い・粧い)はトータルで捉えることが大切であると分かります。

 

 

トータルで捉えるから、その「よそおい」が何を表現しているのか、その「よそおい」にはどのような美意識が反映(ビジュアル化)されているのかを読み取ることができ、また、トータルで捉えると、

「よそおい」として面白く、美しく、魅力的な表現が可能になります。

 

「よそおい」は、人間の行為であり、人間と密着して切り離せないものです。

身体を分割することはできないので、服飾・化粧・髪型のそれぞれに着目するだけでなく、おのずとトータルで「よそおい」を考えることが必要になってきます。

 

美容【美容感性研究室・真殿由加里先生】

美容コースの企画では、

「大学の講義に触れてみよう<美容編>~ヘアドネーションについて考える~」と題して、ミニ講義を実施しました。

 

この講義では、ヘアドネーションについて、本学のイキラボプロジェクトの1つである「髪の毛で夢をつなぐ~ヘアドネーション~」の活動を紹介しながら、ドネーションヘアができるまでの流れなどを説明していきました。

 

 

また、ヘアドネーション団体のJapan Hair Donation & Charityの活動を例に、

ドネーションヘアからウイッグになるまで、どのような工程で出来上がっていくのかを見ていきました。

 

 

そして、ドネーションヘアでできたウイッグを待っている人たちが、

なぜウイッグを必要としているかについて、みんなに考えていただきました。

 

ウイッグは、髪に悩みがある人もない人も関係なく、おしゃれのアイテムとして楽しむことができます。髪に悩みがあるからかぶるものではなく、

おしゃれを楽しむために手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

その他にも、教員や学生と直接質問や説明を受ける個別相談ブース等があり、

高校生の学生さんに大変喜んでいただけました。

 

 

9月6日(土)・9月13日(土)・9月27日(土)には、

大学教員と個別に説明や質問ができる「SHOIN ちょこキャンデー」が開催されます。

※ 詳しくは、本学の受験生応援サイト <イベント情報> をご覧ください。

 

興味がある方は、ぜひ参加してみてください。

教職員一同、心よりお待ちしております。

 

前回のブログ(720日オープンキャンパスの特別企画とメイクショーの様子)はこちら↓

 

7月20日オープンキャンパス「特別企画編」のブログはコチラ

7月20日オープンキャンパス「アーティスティックメイク:学生たちによる小さなショー編」のブログはコチラ

 

                     化粧ファッション学科  水野 夏子

真殿 由加里

松下 友季栄

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