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「心理学の現場」第14回授業「子どもの福祉と心理学」が開講されました

 1月15日に行われた第14回授業では、京都橘大学総合心理学部教授の宮井研治先生にゲストスピーカーとしてお話をしていただきました。

 今回は児童相談所(こども相談センター)の業務についてのお話をしていただきました。児童相談所には心理判定員をはじめとして、大学で心理学を学んだ多くの方が勤められています。宮井先生も心理学科卒業後に大阪市の福祉職として就職をされて長年の間、児童相談所でお仕事をされてきました。

 講義ではまず児童相談所の業務や組織についての説明をしていただきました。

 

 そのうえで、ご自身が担当されてきた家庭内での虐待について、その実態と問題解決のうえで心理学の専門家がどのように対応していくのかについて具体的な事例をあげて説明をしていただきました。

 今回の講義を通して、学生たちは心理学を学ぶ学生の進路について理解したと同時に、家庭問題を含めた社会全体の問題解決に心理学が重要な役割を果たしていることが理解できたと感じました。

 ご多忙のところ授業をご担当いただきました宮井研治先生にあらためて感謝を申し上げます。

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