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6月11日(日) オープンキャンパス~化粧ファッション学科~

みなさん、こんにちは。

6月11日(日)本学ではオープンキャンパスが開催されました。

 

化粧ファッション学科ではさまざまな企画が開催されました。

まずは、生活デザイン研究室の企画をご紹介します。

のぞいてみよう!デザインの世界 ~卒業制作紹介~

 

 

この企画は、化粧ファッション学科の卒業研究の紹介と、生活デザイン研究室の研究と制作を紹介する企画です。

はじめに、生活デザイン研究室の森先生が化粧ファッション学科の卒業研究について説明しました。

 

 

生活デザイン研究室では、自身で研究の問いを立て、デザインやアートの作品制作を通した研究を行っています。

 

次に、生活デザイン研究室3年生の学生が先輩の研究と作品について詳しく説明しました。

 

 

その後、作品の一部を手にとっていただきながら自由にご覧いただきました。

 

 

その後、化粧ファッション学科での学びや学生生活について、学生に質問していただける時間を設けました。

 

卒業研究を間近に見て触れて、学生たちの研究と作品への思いを感じていただけたのではないでしょうか。

 

化粧ファッション学科では、毎年、卒業研究展示会を開催しています。今年度も1月に予定しています。ブログでもご案内しますので、ぜひご注目ください。

 

 

次に、身体社会学研究室の川野佐江子先生によるミニ講義、

「よそおい」を学問しよう!~男性脱毛の流行はなぜ?~

をご紹介します。

 

 

 

近年、話題になっている男性の脱毛について、古来より深く関連している体毛と男らしさの歴史を基に身体社会学の視点から解説していきます。

 

 

川野先生は次のように解説しました。

「古代ローマでは、少年のような毛のない肌は女性性を表す基準とされており、適度に手入れされたひげと髪や除去された脇毛や鼻毛など、自己管理された体毛の身体が真の男らしさとされていました。

さて大航海時代の15世紀末、コロンブスは新大陸で体毛の薄いネイティブアメリカンたちと出会います。

彼らはよく鍛えられ生き生きとした美しい身体により、ヨーロッパ人にとっての男性らしさの模範とされる一方で、文明的でないみすぼらしい存在ともされ、体毛のない彼らへの当時の評価は大きく二つに分かれていました。

19世紀になると、ダーウィンが“進化の結果、ヒトから体毛がなくなった”と説いたことにより、体毛がうすいことは人間の証とされました。また同時代は衛生観念が発達したことから、体毛を処理し清潔に過ごすことは積極的に人びとに取り入れられるようになりました。

現代の日本社会では、清潔へのプレッシャーやジェンダーの揺らぎといった社会背景や、男性自身の健康や美への関心の高まりから、男性脱毛が話題になっています。」

 

男性の体毛については、時代や社会背景によってポジティブにもネガティブにも捉えられ、その都度変化していくということがわかりました。

 

 

次に、美容研究室の角田憲一先生によるミニ講義、

「正しい紫外線対策をしていますか」をご紹介します。

 

日本人の日焼けのタイプは大きく3パターンに分かれるのはご存知でしょうか??

・赤くなっても黒くならない人

・赤くなって黒くなる人

・赤くなる間もなく黒くなる人

皆さんはどのタイプでしょうか。

 

 

日焼けは太陽光に含まれている紫外線が原因となっており、

やけどを起こさせる強いエネルギーを持つUV—Bと黒くする作用を持つUV—Aの2つの力で引き起こされます。

 

ここで日焼けを正しく防ぐために日焼け止めの効果について簡単にご説明しましょう。

よく市販で目にする日焼け止めのSPF50⁺やPA++++と書いてある表記の意味ですが、

SPFとは「Sun Protection Factor」の略でUV-Bに対する防止効果を示すものになります。

PAとは「Protection Grade of UVA」の略でこちらはUV-A対する防止効果を示すもので、

共に数字や+が多いほど防止力が高まります。

 

 

↑こちらの写真の左側の日焼け止めのようにSPF50⁺PA++++の表記だと効力が抜群なのがよくわかりますね!!

右側の日焼け止めの効力は左の物と比べると落ちますが、塗り心地は軽めでお値段もお手頃かつ量もあるのでべたつくのが苦手な方はこちらをこまめに塗ることをお勧めします✨

夏場は特に汗や水で日焼け止めが落ちてしまうので、2~3時間おきに塗り直してくださいね♪♪

 

 

おわりに、

本学美容コースは2010年4月に4年制大学では全国で2校目の美容師養成施設として設立されました。

美容コースでは国家試験科目であるヘアカットやワインディング、オールウェーブを中心に、マツエク・ネイル・メイク・エステ・着付けなど幅広く学ぶことが出来ます。

今回行ったような大学ならではの講義が受講できることも魅力の一つとして挙げられます(o^―^o)

 

オープンキャンパスでは様々な企画を用意しているので、是非皆さんも参加してみてくださいね!

 

 

(化粧ファッション学科 ブログ担当 補助職員一同)

 

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