<『育もう家政学』からとびだす家政学のじかん>に参加 〜化粧ファッション学科〜
化粧ファッション学科の学生2名(2年生)とファッション科学研究室の谷が、
この夏参加したイベントについてご紹介いたします。
『育もう家政学』からとびだす 家政学のじかん の開催
昨年に発刊された『育もう家政学』(開隆堂)は、生活に寄り添う身近な学問として、
「命を育む」「人とつながる」「暮らしをつくる」をテーマに、22名の著者がさまざまな視点から述べた書籍です。この度、『育もう家政学』(開隆堂)の著者が能登半島地震のあった石川県に集まり、
「生活」をキーワードに市民の方との交流の場をもつイベント開催しました。
↑ イベントのチラシ
<セミナー「人間生活について考えるじかん」>
午前に行われたセミナーでは、人間生活の仕組みを図から読み解き、日々の生活に家政学の視点をもつ意味について考えました。著者による執筆内容の紹介や参加者による「生活の中のもやもや」をテーマにした意見の共有などをしながら、私たちが日常で抱えている生活のもやもやは家政学が社会に発信したいこととつながっているかも?と、生活と家政学のつながりを考え巡らせる時間を過ごしました。
↑ ファッション科学研究室の谷は、第7章 着「地球に寄り添う衣服の一生」を執筆
<ワークショップ「めぐる服を感じるじかん」>
私たちが着用している衣服は何からできており、私たちが着用後はどうなっていくのでしょう。
午後に行われたワークショップでは、絵本を題材に、古着やハギレを用い、さまざまな素材に触れるワークショップを行いました。
絵本に出てくる主人公のワンピースを古着やハギレでコラージュしながら、素材の違いや服以外に用いられている副資材の存在を感じていただき、衣服のリサイクル率が低い理由を考えるきっかけづくりとしました。
↑ワークショップでは、本学科学生も参加
石川県出身の化粧ファッション学科の学生がサポート!
ワークショップのお手伝いにきてくれたのは、石川県出身の本学の学生2名(2年生)!
高校は一緒だったそうですが、入学が決まってから同じ大学同じ学科に進学することを知ったそうです。
石川県立図書館は、高校時代によく勉強をしにきていた場所で、今回のイベント開催を知り、帰省中の実家より駆けつけてくれました。
学生2名は、今年の春期に谷の担当科目「被服材料学」を受講しています。
ワークショップを通して、さまざまな素材に触れ、参加者と対話しながら、授業で学んだ知識をつなげ、深める時間になったかな…だといいなと思います。
↑ 2名の学生と日帰りで関西より駆けつけてくださった脇先生(家庭科教育研究室)
さいごに
昨年から一人暮らしを始めたという2名の学生は、ワークショップの1つである生活のあり方について語るカードゲームにも参加し、他大学の先生とも議論を交わしていた姿が印象的でした。
自分が生活の中で大切にしていることは何かを考えるなかで、今後の将来について考える機会にもなったようです。
化粧ファッション学科では、自分の好きなファッションについて学びながら、
国家資格である中学校・高等学校教諭(一種)家庭の資格を取得することもできます。
興味のある方はぜひ!大学にも遊びに来てくださいね^^
(化粧ファッション学科 谷 明日香)
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