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『私たちのSDGs2023』~繊維製品の循環をめざして~に参加①〜 〜化粧ファッション学科〜

化粧ファッション学科の学生が、2023年8月23日(水)に京都文化博物館別館で開催される日本繊維機械学会・繊維リサイクル技術研究会主催の“私たちのSDGs 2023 ~繊維製品の循環をめざして~ part.1”に参加します。

 

  

この活動は、繊維製品の廃棄から生まれる環境負荷の低減に向けて、関西で学ぶ大学生と研究者が連携し行うものです。

 

活動は、Part.1とPart.2の2部構成となっていますが、今回は、Part.1の“学生によるファッションショー 廃材コレクション“についてのご紹介とそれに向けた学生の活動の様子をお届けします。

 

繊維廃材ってなに?

企業からご提供いただいた様々な繊維廃材は、糸や布端、中には、靴下の製造工程でできる端材や蚊帳(蚊をふせぐため、お布団を囲って天井からつるさげた布)などがあります。これらの素材を活用してどんな衣服ができるでしょう?

 

 

 

カーテン生地をアップサイクル!

今回活動に参加した学生は、さまざまな繊維廃材の中からカーテン生地に着目し、その防炎加工を活かした製品としてエプロンとアームカバーをアップサイクルすることにしました!

エプロンの肩紐部分に布を折りたたんでフリルを作ることにしましたが、カーテン生地はほつれ易く苦戦…。実際に布を手に取り制作してみて、素材の特性とデザインとの相性に気付かされます。

 

 

また、制作と同時に、品質管理の観点から燃焼性試験を実施し、どれくらい防炎効果があるのかを確認します。45°にカーテン生地を傾けた状態で炎を当てて、残炎時間や燃焼面積を測ります。燃焼と聞くと、燃えていくのを想像しますが、実際に実験を行うと繊維が溶けるように穴があいていく様子が観察できます!

 

 

 

ファッションショーに向けたヘアデザイン!

さらに、ショーに向けて、ファッションコーディネートをしていくためには、ファッションアイテムに加えヘアメイクも重要です!

 

今回は、美容コースの学生が主導的に活動している同好会(charmer)のメンバーもヘアメイクに参加し、打ち合わせを重ねながらイメージするファッションを作り上げていきます。

(※charmerについては、改めて、学科ブログにて詳しくご紹介します)

 

 

本番まで、あと少し!準備を進めながら、ワクワクとドキドキが高まってきています!

 

次回は、本番当日の様子をご紹介します!

是非!楽しみにお待ちください^^/

 

化粧ファッション学科 谷 明日香

松下友季栄

 

 

 

 

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