みなさん、こんにちは~。朝晩は寒くなってきましたね。
ライフプランニング学科の学生有志は、10月末に2泊3日で、徳島県那賀郡那賀町にユズ収穫のボランティアに行ってきました。
朝7時に集合し、交通機関を乗り継ぎながら徳島港へ。徳島港からは、那賀町役場の方の運転で、川に沿って山道を進みます。
道中のカフェあすなろさんで、地元食材をふんだんに使った昼食をいただき、さらに山道をクネクネ進みます。
那賀町木沢地区に着く頃には、すでに携帯電話は圏外な学生が続出の、ザ・日本の田舎町と息を飲む風景に囲まれてました。
なぜわざわざ那賀町に来たのかというと...
少子高齢化、農業従事者の減少などで、日本各地で耕作放棄地がふえています。今回伺った地区でも、ユズは沢山できるけど、収穫する人手が足らない。
収穫されないユズは野生鳥獣を人里に呼び込む原因のひとつとなり、野生鳥獣がほかの農作物も食べてしまうという問題が問題を生む状態になっています。
日本は食料自給率が低いといいますが、食べものはあるんです。あるのに収穫されず、代わりに輸入食料に依存しているという問題に気付かされます。
なら、我々ライフのみんなで手伝おう!
ついでに地方の郷土食をいただこう!
と、声をかけたら20人も集まりました。
しかし、例年なら収穫がはじまるユズ園にはまだ緑のユズばかり。近年の異常気象で、今年はいつになくユズの成熟が遅かったそうです。
なので、初日は耕作放棄されていたユズ園から、少しばかり青ユズを収穫し、初ユズ収穫体験。