貴女はどう思いますか~@18歳成人について
さくら満開の4月1日、2022年度の新入生は晴れて大学生になりました。
入学式にて、竹村学長はジョン・レノンのの名曲「イマジン」を例に、新入生のみなさんへ「4年後の自分を想像してみてください」とこれからの大学生活を描くよう、問いかけました。
ライフプランニング学科1年生のみなさんには、自立した女性を目指すようしっかりとライフデザインをしながら、邁進していただけたらなぁ〜と願います。
新入生ガイダンスや履修登録などを経て、徐々に大学生活に馴染んできている現在~
さて、最近国内において大きなニュースや関心事の一つとなったのは、民法改正にともなう成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたことではないでしょうか。
これにより、2022年度の新入生は成人として大学生活をスタートすることとなりました。
ライフプランニング学科の1年生はどのように考えているか、早速「生活設計論」講義のガイダンスにて簡単なアンケートを取ってみました。
【アンケートの結果】
① 54%の学生は、賛成の意見を示しました↓↓
②その一方で、実際に自分自身が今成人となっていることに対して「抵抗感がある」と答えた学生の割合は63%と、かなり高い数値が出ました↓↓
その理由について、下記の意見がありました(抜粋)
- ☆ まだ18歳でも子供なので、色んなことに不安はある
- ☆ いきなりいろんなことを自分で決めなくなってしまうので不安
- ☆ いろんな自由があるけどいろんなトラブルに巻き込まれる可能 性があるから
- ☆ 結局20歳を越えてからではないとできないことも多いので成人になったという実感がない
- ☆ 元の20歳で成人というのが染み付いており、またお酒や禁煙に関しても20歳からなので、区切りができている感覚がある
③ 18歳で成人になっても、禁止されていることを選ぶ質問(飲酒、競馬、契約、大型自動車の免許取得)に対して、全問正解が7%であったが、7割以上正解の人を含めると83%に。学生の認識が高いということがわかりました。
④ 最後に、18歳成人に対する期待と不安について(自由記述からの抜粋)
- ☆ 今までとは違い、高校生のうちや高校を卒業したばっかりに、自分でしなくてはいけないことが増え、責任も自分自身で負わなければならなくなるので不安に思う
- ☆ 契約などを自分で出来るようになったことで詐欺にあったり、クレジットカードを作ってお金の管理を自分でするようになったことが不安に思う
- ☆ 成人になって出来ることが細かくわかっていないので、しっかり調べないといけないなと感じています。トラブルに巻き込まれる可能性が増えることが不安
- ☆「20歳になったら大人になる」という考えが強かったので18歳で成人と言われると責任感が重くのしかかってくるような感じがした
- ☆ 成人という実感が無く、不安な気持ちだが契約などができるとゆうことで一歩大人になった気分で嬉しい気持ち
- ☆ 18歳で成人になっても禁止されていることと許可されていることの区別を一人ひとりがきちんと自覚し、これからの将来を担う私たちが、よりよい社会を築いていけることを期待している
18歳で成人になることに対して、ライフプランニング学科の1年生のみなさんは不安と期待が入り混じった複雑な気持ちでいることが、今回のアンケートからわかりました。
withコロナの大学生活はこれからも続きそうですが、1年生の学生たちが正しい理解と知識を持って成人の務めを果たせるよう、関連の教育に力を入れてiいく必要があると考えます。
次回は、金融教育の一環として特定商取引に関する特別講義をお届けしたいと思います🎶
ご期待ください〜
(ライフプランニング学科 神田 恵未)