2021.11.07
ライフプランニング学科
キャンパスライフ
自分の未来と次世代のために~衆議院選挙2021~
先月10月31日に第49回衆議院議員総選挙が実施されました。
投票率は55.93%と戦後3番目の低水準で、総務省発表の速報値では、18歳有権者の投票率は51.14%、19歳有権者の投票率は35.04%でした。(20歳代前半(20-24歳)は未公表)。
若者の政治離れが問題視されていますが、今回の衆議院選挙では、SNSを通じて若者に投票を呼びかける運動が多く行われました。ブログを見てくれた高校3年生の中には、はじめて投票に参加した人もいるのではないでしょうか。
食と環境の学びを通じて未来を考えるフードスタディが研究分野の濵田信吾准教授(文化人類学)のゼミ(少人数の演習クラス)では、お互いに選挙への参加を呼びかけた結果、投票率は3・4年生合計で95%となりました。来年3月に大学を卒業し、社会人となる4年生ゼミは全員が投票所に足を運び一票を投じました。
「女性が投票できる権利をもぎ取ってくれた先人に感謝しながら期日前投票をした」という4年生は、ヴィーガニズムと倫理的消費(エシカル消費)をテーマにした卒業論文に現在取り組んでいますが、4月からは内定を受けたサステナビリティやFarm-to-tableを理念にした飲食店経営・企画の会社で勤めながら社会人としての生活をスタートする予定です。
大学での学びを礎に、思いを行動に起こす女性が未来を拓く姿に教員も勇気づけられています。