就職ガイダンス(3年生対象)を開きました!
11月11日(木)、3年生対象の「健康栄養学部・進路ガイダンス(就職ガイダンス)」が開かれました。
健康栄養学部からは、病院等の医療機関や給食会社などに、管理栄養士・栄養士として、毎年、多くの学生が就職しています。これらの業界は、一般的な企業とは採用の時期や方法が異なります。健康栄養学部では、管理栄養士・栄養士としての就職を目指す学生のために健康栄養学部独自のガイダンスを毎年開いています。
昨年、コロナ禍で、3密を避けるため、Zoom(テレビ会議システム)で実施しましたが、大変好評だったため、今年も同時双方向オンライン形式で開催しました。
はじめに、キャリアセンターから、健康栄養学部卒業生の就職状況について説明がありました。2020年3月卒の卒業生の就職決定率(就職決定者/就職希望者)は、管理栄養士専攻で99.2%、食物栄養専攻で100%(5年連続!!)でした。過去3年間の「栄養士・管理栄養士の求人情報」について集計したグラフの紹介があり、毎年の求人動向の変化の様子について説明がありました。今年はコロナ禍の影響を受け、オンラインでの選考がずいぶん増えたようです。4年生の就職決定率は、2020年度卒業生よりやや低いものの、今後の活動で決まってくる模様であるとのことでした。
本学のキャリアセンターに届いている求人票が閲覧できる「樟蔭しごとナビ」の利用方法の説明の後、内定者懇談会へ移りました。
今回は、こども園(管理栄養士)、病院(管理栄養士)、給食会社(管理栄養士)、食品香料メーカー(品質管理職、栄養士)、外食産業(店舗管理、栄養士)にそれぞれ内定した4年生をゲストに迎え、就職活動の開始時期とどこから始めたか、印象に残っている採用選考の様子、エントリシートに工夫を加えた点、コロナ禍の影響を受けたところ、3年生へのアドバイスなどを聞きました。
懇談会後半では、業界ごとにブレイクアウトルームを設定し、担当教員が内定者の学生からインタビューしつつ、3年生の学生からの質問にも答えました。
ガイダンス後のアンケートからは、「就活状況や先輩の実体験を聞くことができ、参考になった」、「なかなか聞くことができない先輩方からの意見を聞くことができた」、「経験者である先輩の話が直接聞けて、また今後の何に取り組んでいけば良いかが分かってよかった」という感想が多くありました。就職活動に向けて具体的なイメージが持ってもらえたようです。
学内の木々も色づき始め、朝晩は冷え込む季節になってきました。受験生のみなさんも、体調を崩さないよう気を付けてください。
健康栄養学部では、管理栄養士・栄養士の資格を生かした就職先の開拓に取り組んでいます。また、業界別に教員アドバイザーを配置し、学生の就職活動を支援しています。
(就職支援担当 川端康之)