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『お〜いお茶新俳句大賞』都道府県賞をいただきました!

みなさん、こんにちは!

 

国文学科創作表現ゼミ所属の樋口です!

私は短歌や俳句などの韻文が好きで、ゼミや趣味で制作しています。

今回は去年の秋に『お〜いお茶新俳句大賞』で都道府県賞をいただいた作品をご紹介します!

(  伊藤園 お~いお茶!)

 

シャンプーの杏の匂いで春が来る

(  これがお茶のラベルに!)

大賞や上位の賞に選ばれると事前に記入しておいたコメントが記載されるのですが、

少し下の賞だったのでされませんでした。

その時に書いたコメントがこちらです。

 

私は寒い冬には温かい春が恋しくなって、

春の花である杏の匂いのシャンプーを使います。

まだ、春は遠いのに私にだけ訪れる季節外れの春とともに、

本当の春がくるのを楽しみにして甘い杏に癒されるのが私の冬の日課でした。

小さくて些細なことですが、私にとってかけがえのない確かな春。

そんな気持ちを句にのせました。

 

お気づきの方はもうわかってると思うんですが某オレンジ色のシャンプーです。

はちゃめちゃにいい匂いがして特に冬と春に使うと、私って杏やったんか……?

って気持ちになれるので、シャンプー、コンディショナー、トリートメントすべておすすめです。

 

さて、私は普段俳句は作らないんですが、

この時はたまたま学校に貼ってあったポスターを見て、応募しようと思いました。

というのも、その時に受けていた詩歌の授業の影響が強かったんです。

 

国文学科の創作表現コースでは、

創作演習って名前がついた講義を必ずいくつか取らないといけないんですが、

そのうちの1つがこの詩歌でした。

この授業では主に、俳句と短歌の鑑賞をして

授業内で2回、俳句を3句、短歌を1首つくります。

大学2年生の1月、ちょうど1年前の今頃に

2回目のそれがあったタイミングでポスターを見つけまして、

「いまならやれる」と謎の意欲で応募に至ったんですね。

 

早速帰ってしばらく俳句を作ってたんですが、なかなか難しくてですね……。

お〜いお茶の俳句では一度に最大5句まで送ることができるのですが、

私は4句まで作れたものの残り1句が全く作れずにいました。

気分転換に先にお風呂に入ってシャンプーをしていたら、「あ、これだ」と天啓。

1分くらいで作った俳句を無理やりいれて投句した結果、この俳句が選ばれました。

 

他の句はもっと考えて作ったのですが今振り返って当時の俳句を見てみるとどう考えても、

最後の5句目のこの俳句が逸脱して良くって、

案外変に捏ねくり回さずに素直な気持ちで詠んだもののほうが

出来がいいのかもしれないです。

(  賞状!)

 

お〜いお茶の俳句大会は今年もあって2月締切なので、そろそろ頑張ろうと思います!

これを読んでくださったみなさんも、是非参加してみませんか?

年齢問わず投句できるし新俳句という部門なので必ず季語が必要というわけではないので、

ちょっとやってみようかなって思った方、おすすめです!

一緒に心に感じたことを詠みましょう〜

 

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