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「ニシンレシピ企画」がテレビ取材を受けました!

フードスタディコースの学生有志が大阪高等学校の生徒有志とともに取り組んだニシン企画が、テレビ取材を受けました。

毎日放送「ゴエが行く!らいおんチャンSDGsニュース!」で2週にわたって紹介されます。

「ゴエが行く!らいおんチャンSDGsニュース!」(毎日放送)

▼放送内容(ゴエが行く!らいおんチャンSDGsニュース!ウェブサイト)

https://dizm.mbs.jp/title/?program=sdgsnews

以前の学科ブログでも紹介しましたが、このレシピ企画は、国内の漁業や水産資源について学ぶこと、そして国内水産業の持続可能な発展に寄与することを目的として取り組みました。

今回は、ライフプランニング学科フードスタディコースの学生有志に加えて、協定校の大阪高等学校の生徒有志にも参加してもらいました。高校生と大学生ともに、和気あいありとレシピ開発に取り組みました。

今回は、テレビ報道に合わせて、ぜひみなさんにも学生らが考案したニシン料理と食べていただきたいと思い、レシピを公開します!

りんごとニシンのミルフィーユフライバーガー〜ガーリックポテトフライ添え〜

骨の多さで敬遠されがちなニシンはミンチ状に、そして大阪の逸品「飛鳥漬(奈良漬)」を入れたタルタルソースを挟んで酒粕などの和の薫りと食感もあるハンバーガーです。若者も含めた多くの人が美味しく、手軽に食べられるようにニシンをアレンジしました。

材料・分量(2人分)

    • りんご(横向きに切断)100g
    • ハンバーガー用バンズ 2個
    • マスカルポーネチーズ 100g

【ニシンフライ】

    • ニシン2尾
    • すりおろし生姜 小さじ2.5
    • 醤油 大さじ2

【衣】

    • 卵1個
    • 薄力粉 適量
    • パン粉 適量

【タルタルソース】

    • 卵2個
    • 玉ねぎ 1/4個(65g)
    • 飛鳥漬け 25g
    • マヨネーズ 大さじ2
    • ブラックペッパー 少々
    • 塩 少々
    • 濃口醤油 小さじ1

【ガーリックポテト】

    • ジャガイモ 300g
    • 薄力粉 大さじ1
    • 黒胡椒 小さじ½
    • ガーリックパウダー 小さじ1.5

レシピ

    • りんごを横に薄くスライスする。
    • バンズにマスカルポーネチーズを適量塗る。

【A.ニシン】

    1. ニシンを3枚おろしにし、皮を取る。骨周りの身以外を切り出す。
    2. フードプロセッサーに、全ての調味料とニシンを加えて滑らかになるまで混ぜ、混ざったら更に手でもこね混ぜる。
    3. 2を円形に形成する。
    4. 薄力粉→溶き卵→パン粉の順で衣をつけ、170度に熱した油できつね色になるまで揚げる。

【B.タルタルソース】

    1. ゆで卵は沸騰してから 7 分固めに湯がく。
    2. 玉ねぎはみじん切りにし、水にさらしてから水分をしっかり拭き取る。
    3. 飛鳥漬けは酒粕をしっかりと拭き取ったあと、細かくみじん切りにする。
    4. ボウルにゆで卵を入れて潰す。そこに、その他の材料を全て加えて混ぜ合わせ、ブラックペッパーと塩で味を整える。

マスカルポーネチーズを多めに塗ったバンズに、【A】で出来たフライを薄切りしたりんごで挟んだものと、その上に【B】のタルタルソースをかけ挟む。

【ガーリックポテト】

    1. ジャガイモは皮付きのままくし切りにし、ボウルに移して薄力粉をまぶす。
    2. 160°Cに熱した油できつね色になるまで揚げる。
    3. 黒胡椒・ガーリックパウダー・塩を混ぜ合わせ、揚がったジャガイモにまぶす。

完成!(調理時間 約50分)

 

フルーティーな味わい〜バルサミコソースのニシンソテー〜

ニシンに切り込みを入れることにより、取り除くことができなかった小さな骨が細かく砕かれ、口に入れてもあまり気にならないようにしました。

ニシンをバルサミコソースという酸味がありまろやかでフルーティーな味わいで仕上げることにより、噛み応えのあるバゲットと絶妙にマッチします。

材料と分量(2人分)

【ニシンのソテー】

    • ニシン 4切れ
    • 塩 小さじ1
    • 薄力粉 適量
    • オリーブオイル 大さじ1

【バルサミコソース】

    • バルサミコ酢 大さじ3.5
    • 赤ワイン 大さじ2.5
    • 醤油 大さじ2.5
    • 砂糖 大さじ2.5

【盛り付け用】

    • ベビーリーフ 55g
    • 赤パプリカ 3g

レシピ

    • 赤、黄パプリカは細かく刻む。
    • ニシンの骨を取り除く。
    • ニシンに身面から斜めに包丁で切り込みを入れる。
    • ニシンに塩を振り、10分程度置いておく。
    1. キッチンペーパーでニシンの余分な水分や臭みを拭き取る。
    2. ニシンに薄力粉を表裏によくまぶし、よくはたく。(薄力粉をつかって外はカリッと、中はふっくらに!)
    3. 中火で熱したフライパンにオリーブオイルを入れる。
    4. ニシンを皮面から並べ入れ、身のふちが茶色く色がつくまで焼く。
    5. 色がついたら、ひっくり返して身面も焼く。
    6. 両面火が通ったら、バルサミコソースの材料を入れ、ニシンに味をなじませる。
    7. 盛り付け用のベビーリーフを皿の中央に盛り、その上にニシンを2切れ置く(1皿分)。
    8. ニシンの上に細かく刻んだパプリカを盛り付け、フライパンに残ったバルサミコソースで皿に模様をかく。

(調理時間 約50分)

ニシンのオープンサンド

ニシンが国民的大衆魚として消費される北欧諸国では、酢漬けニシンやそれを使ったオープンサンドが有名。そんな北欧の伝統的なニシン食を、和洋織り交ぜたオリジナルサンドに仕上げました。

材料と分量(2人分)

【甘露煮】

    • 生ニシン半身2枚
    • ほうじ茶ひとパック
    • きび砂糖大さじ3
    • 日本酒100ml
    • 濃口醤油大さじ3
    • シナモンスティック 1本
    • カルダモン(ホール)4粒
    • スターアニス(ホール)1/4つ

【マッシュポテト、トマト、玉ねぎ】

    • じゃがいも(北海道産)1個
    • 牛乳50ml
    • 有塩バター 10g
    • 塩・胡椒少々
    • 玉ねぎ1/2個
    • トマト1/2個

【ニシン出汁たまご】

    • バケット   1本
    • ディル    適量
    • たまご    4個
    • 甘露煮の煮汁 大さじ3
    • だし汁    大さじ3
    • サラダ油   適量

レシピ

【甘露煮】

    1. ニシンを水洗いし、ウロコ、腹骨を取り除く
    2. 鍋にニシン、ほうじ茶パックをそのまま入れ中火で5分下煮する
    3. 煮汁を捨て、きび砂糖、日本酒、濃口醤油、スパイス類を加え、落とし蓋をして弱火で5~7分煮る

【マッシュポテト、トマト、玉ねぎ】

    1. ジャガイモを一口大に切り、水にさらしてレンジで加熱する(600w7分)フォークで潰し、牛乳、バター、塩胡椒を混ぜる
    2. トマトをスライス
    3. 玉ねぎを薄くスライスし水にさらしておく

【ニシン出汁たまご】

    1. ボウルに卵、ほぐしたニシンの身を入れ、甘露煮の煮汁、だし汁を入れ混ぜる
    2. 卵焼き器にサラダ油をひき、中火で熱する
    3. 卵液を少しずつ流し入れ気泡を箸で潰しながら卵焼きを作る

【盛り付け】

    1.  バケットを斜めに薄くきり、バターをぬる
    2. マッシュポテト、トマト、玉ねぎ、ニシン卵焼き、ニシンのほぐした身、ディルと順番に乗せる

(調理時間 約40分)

 

春休み中に、ぜひ調理にトライしてみてくださいね。

 

 

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