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第11回詩の街ゆざわ短歌会で佳作を頂きました!

はじめまして、こんにちは!

国文学科創作表現ゼミ所属の樋口です!

私は短歌や俳句などの韻文が好きで、ゼミや趣味で制作しています。

(文芸部のポスター。イラストも樋口さんです! 

   もちろん文芸部部長です! ※ゼミ担当奈良﨑注)

今回は去年の秋に初めて短歌の賞をいただけたので、その作品をご紹介します〜!

見習いの小町の身ではありますが桜を真似て歩いています

第11回詩の街ゆざわ短歌会で佳作を頂いた作品です!

主催の湯沢市は秋田県にありまして、

小野小町とゆかりがあることから長年続いている短歌大会みたいです。

自由なテーマで詠んでよかったんですが、せっかくなので小町っぽくしたいな!

と漠然と思いまして、すっと思い浮かんだのがこの短歌でした。

小町っていうと上品な大和なでしこ的なイメージが多分あると思うんですが、

ああいう人って現代だと絶滅危惧種レベルでいないですよね。

でも、私はなんとなく憧れがあります。

まあお淑やかで上品な感じに完璧になりたいかと言われると、若者言葉も使いたい時はあるし、

時には下卑た話をしたいので全然ですけど…。

それでも、女性として美しく生きたい気持ちがあります。

言葉遣いや仕草、文化がどれほど変わろうとも、

女を磨き生きたいと思う気持ちは変わらず常に私はあったから、

この短歌がすっと思いついたんでしょうね。

多分この作品を読んだ人はなんで桜なの? という疑問がわくと思うのですが、

私にとって桜は非常に女性的なイメージのあるものなんです。

(以前、桜を題材にした小説も書きました。

 イラストも樋口さん作成です! ※奈良﨑注)

よく桜って「儚い」って言われることありますよね。

その儚さは色白で薄く頬が染まった少女のようで、

青春のうら若き乙女時代が一瞬で過ぎ去っていくのも、桜の散る早さと同じなような気がします。

桜は春に毎年咲きます。そして、人生でいちばん美しい春はきっと青春のことです。

この作品を作った時、私は20歳でそんな儚い時期が終わってしまっていました。

駅で見かける女子高生たちのなんと眩しいことか。

私は女性として小町のようになれるよう、

あの1番美しかった春に負けず劣らず美しくありたいのです。

つまりこの歌は、女性として見習いの身である私。

桜という女性の儚さを体現したようなあの花を真似て、

美しい春を追いかけてこれから先も歩んで生きていく。

そんな終わらせたくない人生の青春の歌、女性として美しく進んでいく歌なんですね。。

短歌はこうして自分の気持ちを短い31音に濃縮して作品にすることが出来る、小さな文学です。

31音だけじゃ私の言いたかったことは全部伝わりきらないでしょう。

けれど、それがいいのだと私は思います。

だって、こうやって全部説明されると長いでしょう……?

そんなに色々詰め込んでんの!? ってなるでしょう。

短歌は長い長い心の声を短くすることで誰かに届きやすくすることができる。最高の利点です。

あなたが心に抱えている伝えたいこと、うまく説明できないこと、

簡単に言えないこと……、なにかありますか?

短歌はきっと、あなたのそんな気持ちをそっと吐き出させてくれる。

伝えやすくしてくれます。

31音、とりあえず当てはめてみてはどうでしょうか。

最後まで読んでくださってありがとうございます!

私の作品と短歌の魅力が伝わったら、いや後者だけでも伝わったなら本望です!

俳句について書いた記事もまた後日掲載しますので、よかったら覗いて見てください〜!

またね〜( ´ ▽ ` )ノ

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