美容コース学生有志によるヘアドネーションイベント-no.3-
みなさん、こんにちは。
髪の毛で夢をつなぐ~ヘアドネーション~プロジェクトの代表をしています、化粧ファッション学科美容コース1年の松村です。
2022年10月22日(土)、イキイキ×チャレンジプロジェクトの「髪の毛で夢をつなぐ〜ヘアドネーション〜」によるヘアドネーションイベントを本学で開催いたしました。
イキ×ラボチャレンジプロジェクトの『髪の毛で夢をつなぐ~ヘアドネーション~』とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、寄付された髪の毛でウイッグを作り、無償で提供するヘアドネーションの活動に賛同し、美容師に必要な知識を学ぶ学生にしかできない活動をしていきたいと、化粧ファッション学科美容コースの学生有志が2021年度に立ち上げたプロジェクトです。
今回、プロジェクト立ち上げから3回目となるヘアドネーションイベントを開催しましたので、その様子をお届けします!
プロジェクトのメンバーたちは、在学生および教職員を対象にヘアドネーションを紹介する動画を作成し、髪の毛を寄付していただく方を募りました。
今回のイベントでは、肩マッサージの施術を取り入れようとメンバーたちと話し合い、チャレンジすることに。
そして、イベント当日に向けて、プロジェクトのメンバーたちは、カット・シャンプー・肩マッサージ・ブローなどの練習を重ね、参加者の方に安心して施術を受けてもらえるように準備をしました。
調整カットの練習風景
ドネーションヘアを束ねる練習風景
そして迎えたイベント当日!
まずは、担当するメンバーの自己紹介を行い、カウンセリングを行います。
カウンセリングでは、どれくらい髪の長さを切るか、どれくらいの長さの髪を寄付したいかなどをお伺いし、寄付できるヘアドネーション団体を伝え、ドネーションカットを行うかどうか確認をさせていただきます。
しっかり確認ができたらBefore写真の撮影を行います。
次に、寄付する髪を小分けにして束ねていきます。
このプロジェクトでは、寄付する用に束ねた最初の束を、ご自身でカットする体験ができます。
今まで大切に伸ばしてこられた髪の毛をご自身で切ることは、きっと簡単ではないと思います。しかし、大切な贈り物とする髪をご自身で切ることに意味があると考えます。
普段では、ゴミとなって捨てられる髪の毛が、大切な贈り物へと変わる瞬間です。
また、希望する方には、ご自身でカットする様子を動画で撮影するなどのお手伝いもさせていただきます。
最初の毛束をご自身でカットしていただいた後は、メンバーが丁寧にカットします。
そして、シャンプー&リンス、初の試みの肩マッサージを行い、調整カットを行いました。
調整カットとは、ドネーションカット後のガタガタの髪をまっすぐに切り揃えるカットのことです。
シャンプー風景
調整カット風景
調整カット後は、ドライ&ブローです。
ドライ&ブローの様子
そして、After写真の撮影をします。
最後は、寄付用に切った髪の毛(ドネーションヘア)を郵送するための梱包作業です。
ヘアドネーション団体にドネーションヘアを郵送するには、ヘアドネーション団体によってその手続きが異なる場合があるので、メンバーがしっかりサポートを行いました。
イベント終了後、ご参加くださった方々に、アンケートを行ったところ、たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。
「イベントに参加して大変満足!」
「カット、シャンプー、ブローのどれをとっても非常に素晴らしかったです。」
「本当にありがとうございました。」
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
私は、まだ美容コース1年生ということもあり、今回のイベントでは、受付や郵送手続きの担当でした。
イベント中は、先輩メンバーの施術を見学させていただきました。
先輩たちは、ただ髪を切る、頭を洗う、髪を乾かす、という作業ではなく、カウンセリングを通して参加者の方の気持ちを汲み、丁寧で心がこもった施術をされていて、そんな先輩たちの姿勢から学ぶことが多くありました。
また、郵送手続きが終わりお見送りをする時に、参加者の方に「ありがとうございました!」と言っていただけて、安心したと同時に、私たちが時間をかけて準備してきたものが形になって胸が熱くなった瞬間でした。
今回は施術に携わることはありませんでしたが、今後の実習授業で施術を学び、先輩たちを見習って今後のイベントでは施術に携わりたいと強く思いました。
(化粧ファッション学科 松村怜香)
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