「基礎演習A」(ライフプランニング学科授業紹介)
みなさま、こんにちは。
ライフプランニング学科の佐藤 靜(さとう さやか)です。
学科の1・2年次の基礎演習と教職科目を担当しています。
今回は、入学したての一年生が最初に受講する、学科の学びの基礎を培う科目である
基礎演習Aという科目について紹介します。
この科目は、演習という科目名が示すようにゼミ形式で実施されます。
講義と違って、少人数で対話や議論をしながら学ぶ授業形式です。
ライフプランニング学科には、ライフデザインコースとフードスタディコースがあり
二年次には学生がどちらかのコースを選択します。
そのため、一年時では両コースの学びの基礎を培います。
フードスタディに関する学びの基礎として、ここ数年は
日本全国の都道府県ごとの特産物や郷土料理という食文化について
文献講読を通して学んでいます。
その土地の風土や気候似合った農産物が栽培され、それを活用した郷土料理が
どのように生み出されていったのかをみんなで考えます。
ライフデザインに関する学びの基礎としては、法・経済・ビジネス関連の
新聞記事や雑誌記事をみんなで読み、現代社会を取り巻く問題について学んでいます。
例えば、コロナ禍においてどういった職種がテレワークに移行したのか、
そのテレワークという在宅勤務という働き方の問題はなにか、
新聞記事に書かれてあることだけでなく自身や家族の体験を
それぞれが語り合いながらその理解を深めています。
そうして理解を深めた上で、新聞記事を的確に要約するという課題に取り組み
大学生らしい要約ができるようにみんな切磋琢磨しています。
また、この基礎演習Aは高校でいうところのホームルームの役割も果たしています。
入学時知り合いが誰もいなくて不安というひとでも、この基礎演習Aの授業を通じて
友達を増やすことができるので安心してください。