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「大阪・上方のことば文化」落語&文楽鑑賞

梅雨が近づきつつある6月はじめ。
「大阪・上方のことば文化」受講生には超忙しい週でした。

6月8日(水)は、円形ホールで落語会!
かい枝師匠到着前に、舞台の準備。

「ライト、もうちょっと上」と下から指示を出しているのは裏方さんではなく…...学長!

「ちょっと座ってみて!」と舞台でお座りしているのは裏方さんではなく……古川先生!
暑そうだわ眩しそうだわで、私は座りたくねえな、

と舞台下から忙しげなふりをして見守っていました。

……すみません、古川先生。
どんなものが準備されているのか、ちょっと小道具を撮影。

バチ、いっぱいありますやん!
こんなにあってもいっぺんには叩けませんで。
ってか、これって叩いた音違うの? ビミョーに?
何を叩くのか、先っぽに鹿の角がついたのも。


後から見たら、鐘を叩いていたようでした。
木じゃなくて、やっぱ鹿の角じゃないとあかんのでっしゃろか?
よくわからん。
他にはご存じ拍子木。
ええ音しまんねん、これが!


ちょっと鳴らしてみたかったけど、「かい枝」って貼ってあるのを見ると、

なにやら恐れ多くてその前で立ち尽くすだけでした。

古川先生のゼミの学生が、受付です。

明るくっていいね!
始める前にも、古川ゼミの学生がそろってパチリ!


いよいよかい枝師匠が登場して、簡単な説明を。


それからお囃子や若手も一緒に、鳴り物の説明など。

笛の甲高いピーッという音がけっこう刺さります!
うん、昔の時代劇はこんな風に終わってたな、なんて。

前座は桂二豆さん。


実はかつて某大学で私の授業を受講したことがあるそうで
「先生、受けてましたよ!」
「え! そうなんですか!」
と舞台裏で一瞬盛り上がりました!

それから真打、かい枝師匠


演目は幽霊と狐の登場する「天神山」です。
お化けに怯える、かい枝師匠。

終了後は古川先生の司会で、出演の皆さんに色々と質問など。


「実は天神山は難しい」とかい枝師匠がおっしゃっていました。
やっぱプロでもそういうのがあるんですね。

続いて6月15日(土)は、日本橋の国立文楽劇場へ。

解説を聞いてると、ああなるほどすごいなあ、と感心するのですが、

いざ鑑賞するとなると、む、難しい……。
浄瑠璃の詞章って活字で読んでもわかりにくいけど、

あの独特の抑揚で語られると、さらにわかりにくい!
しかし! 前に座っている学生の幾人かは、

時々がっくりと大きく頷いてました
さすが国文科です!

という、盛りだくさんの一週間でした!
さあ、みんな! 次からはプレゼンだぜ!
フィールドワークの成果を活かせよ! あんなに頷いてたんだから!

高校生のみなさんも樟蔭女子大の学生と一緒に、

フィールドワーク行ってみませんか?
お申し込みお問い合わせは、

大阪樟蔭女子大学学生学部国文学科奈良﨑研究室

(narasaki.hideho@osaka-shoin.ac.jp)までお気軽にどうぞ!

 

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