DEPART-
MENT NEWS
学科ニュース

Shineスポーツ栄養セミナー|栄養士・管理栄養士がスポーツ選手のためにできること

「栄養サポートを目指す私たちが今何をするべきか、何が大切か」

 今回は6月12日に行われたZoomオンライン開催のShineスポーツ栄養セミナーについて報告致します。本セミナーは健康栄養学科の学生を対象に、スポーツ栄養の学びを深め、卒後のキャリアについて考えるヒントを見つけることを目的に実施されました。

 

 第1回のShineスポーツ栄養セミナーでは、多くのスポーツ選手の栄養サポートに携わっておられる広瀬陽香さんと渡邉千夏さんのお二人に「栄養士・管理栄養士がスポーツ選手のためにできること」についてご講演いただきました。広瀬さんは陸上ホッケーの元日本代表キャプテンや水泳の強豪チーム、野球の中高生強豪チームなどの栄養サポートを、渡邉さんは箱根駅伝出場校の陸上長距離選手やセーリングの日本代表チームなど、お二人ともさまざまな競技で幅広い年齢層に対しての栄養サポートを経験されています。スポーツ栄養に対する熱い情熱をお持ちで、大変貴重な生のお話を聴かせていただくことができました。ちなみに、広瀬さんは大阪樟蔭女子大学健康栄養学科の卒業生です。

 まずは「選手に対して私たちに何ができるのか」ということから、学生である私たちに対して今どんな行動を起こせるのかについてお話しくださいました。その中で意外だと感じたのはスポーツ栄養の知識だけに関わらず、現場では衛生管理や給食経営管理の知識、対象によってはアレルギー対応を考えるための臨床栄養学の知識など、私たちがまさに今学んでいる知識が活きたというお話が多数あり、普段の授業を大事にした方が良いとのアドバイスがありました。また、スポーツ栄養を学ぶにあたっておすすめの参考書籍など具体的に挙げられ、数あるスポーツ栄養の書籍からどんな本を選べばいいのか迷っていた私でも読めそうな本がピックアップされていました。ぜひ一度読んでみたいと思っています。

 

講演の中で特に印象的だったのは、「自己満足ではなく必要とされるサポートをすること」、「どんどん自分からチャレンジしてカタチにしていくこと」の2点です。選手と寄り添ったサポートをするうえで、一番大切なことは「選手の話をしっかり聴いて信頼関係を築くこと」とお話されていました。「伝えたい」というこちらの思いばかりが強くなってしまいがちでしたが、選手にとってはその時の気持ちやコンディションがパフォーマンスに大きく影響するため、普段から選手の話を聞き、その選手自身の状況や気持ちに寄り添ったサポートをすることが大切だと教えていただきました。また、選手間だけでなく監督やトレーナーなどとの他職種連携についてもヒントをいただき、自分からやりたいことを発信してどんどんチャレンジしていくようにと勇気づけられました。

 

最後になりますが、お二人ともご自分から道をどんどん切り開いていく抜群の行動力とスポーツ栄養に対する熱い気持ちが画面越しでもものすごく伝わってきました。スポーツ栄養の仕事は狭き門だといわれていますが「可能性しかない」そんな分野であると感じたと同時に、今学んでいる大学での教科も好き嫌いせずにしっかりと理解する重要性も感じました。教えていただく先生から知識を吸収し尽くす勢いで自分のものにしていけたらと思います。また、他のことでも周りにはたくさんチャレンジできる可能性が転がっていると思うので、そのチャンスを掴めるように普段からアンテナをはることも意識したいです。コロナ禍でなかなか思うように活動できず、媒体作りなどが中心になっていましたが、ようやく落ち着いてきた今、実際に現場に出てみるなどして多くの人に伝えることを積極的に取り組みたいと思います。

今回はZoomでのオンライン開催というかたちでしたが、次回はゲストの方と対面でお話しする機会があれば嬉しいです。

 

Shineスポーツ栄養研究会

健康栄養学科3年 武市

関連情報