女性の美しさを科学の目で見つめる90分 「心理学の現場」

 10回目の「心理学の現場」は、株式会社ワコール人間科学研究所の須藤舞さんによる「商品開発と心理学」です。須藤さんは大学で心理学を専攻後、人間科学研究所で12年勤務されており、商品開発に係る研究やワコールのこだわりについてご紹介いただきました。本学で講師をご担当いただくのは今年で4回目になります。

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 講義は①下着会社の研究開発について②心理学が製品開発の仕事にどう入り込んでいるか③研究~開発のつながり④機能インナーの研究開発チームの1シーズンの4部構成でした。

 

 ワコールの商品は「きれいさ」や「かわいらしさ」は当然のこと、「機能性」も追及されている商品が多い印象がありますが、それは人間科学研究所で女性のからだの基礎研究、エイジング研究、からだの動きに関する研究などの膨大なデータを活用し、エビデンスに基づいた開発へつなげていることによる、ということがわかりました。

 研究所では人体計測はもちろんのこと主観評価や意識調査など、いずれにおいても統計はよく使うそうです。得意であれば強みになるとのこと、心理学で統計は必須です。

 研究員は必ずしもインナーアパレルの勉強をしているとは限らないようで、被服学、服飾デザイン、美術、産業デザイン、生理学、医学、スポーツ科学、体育学、心理学、生物学、化学、物理学、コンピューターなどさまざまな分野のスタッフが集まっており、「人」を対象とする分野であればどんな勉強も役立ちますとのことでした。

 

 「人間と科学をつなげる」「キレイを科学する」「女性が女性のために働く」ことが実現できるワコールは女性にとっては憧れの職場です。

 製品開発の第一線に携わっておられる須藤さんからは、時代のニーズに合った魅力的な新製品を開発する使命感も伝わってきて、樟蔭の心理学を学ぶ学生にはとても印象深い講義だったと思います。

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大阪樟蔭女子大学 広報ニュース

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