虚偽検出検査(通称「ウソ発見」)の実験を行いました!

 今日は、心理学部佐久田ゼミで行った授業をご紹介します。

 人がウソをつくとき、どんなに上手なポーカーフェイスが作れていても、目に見えないところで体は反応しています。その働きを利用しているのがウソ発見器です。正確に言うと、ウソ発見器とは、ウソをついた時の焦りにとどまらず、様々な心理的変化(不安、緊張など)に伴う、ほんのわずかな体の変化をとらえることのできる機械(ポリグラフ)の俗称です。

 授業では、ポリグラフを使ってウソ発見の実験してみました。

 「彼氏はいますか?」などのプライバシーを暴く質問は禁止という前提で、ゼミ3回生6人を2チームに分けて実験プランを考えてもらいました。また、ウソを多く暴けた方が勝ちというチーム対抗戦の形式にしました。このブログではそのうち1チームのプランをご紹介します。

 まず、無人の部屋に高価な物を複数置いておきます。被験者(検査を受けることになる人)には、この中から1つだけ選んで、自分のカバンに隠すよう指示をします。

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(被験者がどれを選んだか知ることができないよう、部屋に実験者は入りません。

写真撮影のため佐久田のみ立ち会っています。)

 

 

 次に、その高価な物が入ったカバンを抱えさせたまま、ポリグラフにかけます。今回は、手の汗の状態のみを指標として調べました。

 

あなたがとったのは、一万円札ですか?

 -いいえ。

 

あなたがとったのは、キャッシュカードですか?

 -いいえ。

 

あなたがとったのは、ICOCAですか?

 -いいえ。

 

 このような質問を繰り返します。すべての問いに「いいえ」で答えてもらいますが、その中に必ず1つウソが含まれることになります。

 

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(左奥が被験者。左手の指先に電極を付けています。)

 

 実験結果の解析は、あえてアナログで行います。その方が何をやっているのか理解しやすいからです。

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(被験者の反応を分析している実験者)

 

 片方のチームが実験を行う際は、もう片方が1人ずつ被験者となり、ゼミ生全員が一度は被験者を経験するようローテーションさせました。そして、チームごとに被験者のウソを推定し終えたところで、答え合わせを行いました。

 

Aちゃん、あなたがとったのは、ICOCAですね!

 -はい・・・やだ、当てられちゃった!!

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(ウソを言い当てる様子)

 

 当てることができた人の爽快感と、当てられてしまった人の悔しさ(恥しさ?)とで、答え合わせの時間は大盛り上がりです。検出率は75%程度と、簡易実験の割にはまずまずの結果だったのではないかと思います。

 

                              佐久田 祐子(心理学部)

 

 

 

 

 

 

 

 

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