今回は、食育指導の一環として作成した保護者への配布物『食育だより』についてご紹介します。
幼児期は食への興味や関心が広がっていく時期であり、
子どもたちが楽しく食べて健康に成長していくためには保護者のかかわりが大きいことから、
保護者への『食育だより』を作成しています。
『食育だより』では、季節にちなんだ行事や食文化のお話、
開発したメニューの工夫点、旬の食材に多くふくまれる栄養素など
栄養学を学んでいる学生ならではの食に関する情報提供を行います。
実施した学生からコメントをいただきました。
「おせち料理」に使われる9種類の具材や食材の意味を分かりやすくお伝えしました。
また、今回の給食献立で工夫した点をお伝えしたり、
お正月によく食べられる「みかん」についてのクイズを掲載して
含まれる栄養素を効率よく摂取できる食べ方についてもお伝えし、
知識もつけていただけるように工夫しました。(5班)
節分についての説明や、代表的な食材である「大豆」についての解説、
また福豆にちなんだ「大豆クイズ」も載せました。
可愛いイラストや興味を引くクイズなどを入れることで、
読んでいて楽しい食育だよりを目指しました。(6班)
この一連の実践教育を経て、学生は子どもの成長における「食育」の重要性を学びます。
また園児にとっても、季節に合わせた食事の大切さを楽しく学ぶ貴重な機会となっています。
栄養士を目指す学生たちが、これまでに学んできたことを活かしながら
さまざまな実践経験を積む大切な場として、
この「健康栄養研究」の授業を来年度も継続していきます。