4年生は、各研究室に所属して約1年間卒業研究に取り組みます。卒業論文の提出は12月22日ですが、一足早く研究内容の発表会が行われました。毎年、バラエティーに富んだ研究発表が行われます。今年は、16の研究室から28題の研究テーマが発表されました。
新型コロナウイルス感染対策として、3密を避けるため発表会場と動画配信会場の2会場での開催となりました。「場所は違えど、心は一つ」で、との気持ちで、動画配信会場からも質疑応答が行えるよう双方向通信が確保されました。また、出席する学生には2週間前から「体調管理表の記入」が義務付けられ、当日の点検も行われました。もちろん、入室前の手指消毒、座席の指定、換気の確保などさまざまな感染対策が取られました。
公衆衛生学研究室(津川ゼミ)
新型コロナウイルス対策による外出制限が血中25-hydroxyvitamin D濃度に与える影響
日光紫外線照射マイタケ摂取によるVitamin D 栄養改善効果の検討
栄養疫学研究室(岡本ゼミ)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する緊急事態宣言前後の食事変化の要因
食品衛生学研究室(一條ゼミ)
家庭内で調理された食品中における細菌叢の変遷
一般家庭の台所に生息する細菌の網羅的解析
栄養化学研究室(木村ゼミ)
お茶の機能性について -リパーゼ活性阻害-
高脂肪食摂取ラットへのMCT(中鎖脂肪酸油)投与による血清脂質改善効果の検討
運動栄養学研究室(角谷ゼミ)
菓子類・アイスクリームと適切な栄養素摂取量との関連について
―審美系クラブに所属する女子中学生・高校生における横断的検討―
炭水化物・脂質の適切な摂取と月経異常の関連
―審美系クラブに所属する女子中学生・高校生における横断的検討―
食品群別・栄養素等摂取量と骨密度の関連
―審美系クラブに所属する女子高校生における横断的検討―
臨床栄養学研究室(井尻ゼミ)
無床診療所に通院するフレイル患者に対する栄養食事指導と口腔トレーニングの効果
栄養マネジメント学研究室(三輪ゼミ)
在宅酸素療法(HOT)患者に対する訪問介入による食事療法の検討
病態栄養学研究室(保木ゼミ)
乳がん発症リスクとその予防に関与する食品の有効性について―文献的調査―
降圧効果を有するとされる食品と成分に関する検討―文献的調査―
栄養教育学第1研究室(鈴木ゼミ)
新型コロナウイルス感染症流行下における高校生を対象とした食教育のあり方の検討
―教育プログラムの開発―
新型コロナウイルス感染症流行下における高校生を対象とした食教育のあり方の検討
―教育プログラムのプロセス評価―
栄養教育学第2研究室(上田ゼミ)
施設における支援員の意見を反映した知的障害児を対象とする協同調理の実施に向けた教育媒体の検討
幼児の姿勢と正しい箸・スプーンの持ち方に関する食育の実践
保育所における食物アレルギー対応の現状と課題
~熟練栄養士・調理師へのインタビュー調査から~
解剖生理学研究室(開道ゼミ)
制限食保存を目的とした家庭で作れるレトルトカレー開発の試み
食品プロセス学研究室(稲垣ゼミ)
関西で納豆消費量が低い要因の検証と関西向け納豆の考案
食品化学研究室(川端ゼミ)
サラダチキンに関する研究
栄養教諭対策研究室(岡田ゼミ)
小学校における食に関する指導のための学習教材の工夫と効果-ICT活用の試み-
小学校における日本の伝統的な食文化の継承について
-学校給食を活用して伝えられるもの-
給食経営管理学第2研究室(菊田ゼミ)
ヘルシー志向者を対象とした定食の分析・評価と改良
発達期摂食嚥下障害児(者)のためのまとまりマッシュのレシピ検討
給食経営管理学第1研究室(赤尾ゼミ)
病院の栄養・食事管理に関する研究
栄養・食事管理の充実に向けた現状と今後