金融機関の機能と役割(地域金融機関を中心に)@現代ビジネス論Vol.13

みなさん、こんにちは。

春学期(前期)の開講科目である『現代ビジネス論』。

いよいよ最終回でございます。

今年度は濵田先生に手伝って頂きながら、書き切りましたぁ~!!! よくやった!!!(濵田先生も私も! と自画自賛~♪)

『現代ビジネス論』、コンプリート!!!

これまでの現代ビジネス論の授業はこちら~☆

現代ビジネス論 キックオフ☆

フランチャイズシステムって何?@現代ビジネス論Vol.1

今に昔ながらの手作りで和三盆糖を作り続けて@現代ビジネス論Vol.2

経済の国際化と多国籍企業@現代ビジネス論Vol.3

NTT西日本の新規ビジネスについて@現代ビジネス論Vol.4

働く人・学ぶ人のKnowledge Work(知的活動)を豊かに」@現代ビジネス論Vol.5

業界紙ってなんだ?食品業界の最前線@現代ビジネス論Vol.6

現代のコミュニケーションビジネス@現代ビジネス論Vol.7

モノづくり×女性@現代ビジネス論Vol.8

Design your Mission-あなたのミライを考えよう~@現代ビジネス論Vol.9

損害保険業界の現状と仕事@現代ビジネス論Vol.10

食という生活文化創造業@現代ビジネス論Vol.11

ローバル製薬企業 大学生のためのキャリアデザイン@現代ビジネス論Vol.12

 

さて、今日は、一般社団法人大阪銀行協会 専務理事の髙橋英行(たかはしひでゆき)様にお越しいただきました。

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(高橋英行様)

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(本日のレジュメ)

まずは日本の金融システムの特徴と金融機関の役割についてお話し下さいました。

戦後の金融システムは、銀行が預金者と企業をつなぐ役割を果たしてきた「間接金融」でした。

近年は、資金調達コストが低い「直接金融」へ緩やかに移行しています。

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「間接金融」とは、預金者からお金を借りて必要な人に貸し出すことであり、仮に貸付先が倒産しても預金者はリスクを負いません。一方、「直接金融」とは、お金を必要とする相手に直接お金を出資等により融通することをいい、こちらはリスクが直接的です。

間接金融の代表的商品が「銀行預金」で、直接金融の代表的商品が「株式」「債券」です。

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金融機関の大きな役割は、余剰資金と不足資金をつなぐ資金仲介をしているところです。

これは金融機関の大きな役割の一つで、従来、企業は資金が不足しており、銀行から借り入れを行い、企業運営を行ってきました。ところが、現在は政府が資金不足、企業は資金が余っているのです。

次に金融機関の大きな機能として、「資金決済機能」が挙げられます。

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銀行が提供する決済手段は、振込み、約束手形、小切手などがあり、後者2つは主に企業の支払手段として用いられています。

約束手形~? 小切手~? と思われた高校生のみなさん。

ライフプランニング学科では、約束手形と小切手についても学びますよ!(私の「簿記」の授業で!!! うふふふ)

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金融機関といってもさまざまで、銀行、信用金庫、信用組合がありますが、その違いについて説明して下さいました。

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また、高橋様は、地方銀行の置かれている問題点について、この他、人口減少が銀行の利益に大きな影響を及ぼしていること、また、企業収益においては東京の企業が全体の50%以上を占めていることについてお話しされました。

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いかに東京の企業に収益が集中しているか、逆を言えば、地方企業が疲弊しており、銀行としても地方企業の活性化が大きな課題であることがわかります。

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この点、金融庁も、全国的な人口減少に伴う貸出規模の縮小が予想される中で、各地域銀行は中長期的なビジネスモデルを再度構築する必要があるとしています。

人口減少の低迷をどう切り抜けていくか模索しているのです。

学生たちにとって、自分たちになじみのある銀行のさまざまな業務形態を知ることができ、そして地方銀行の未来について考えるよいきっかけとなりました。

髙橋様、業務でご多忙の中、学生たちのために講義をしていただき本当にありがとうございました。

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ライフプランニング学科3年生配当の『現代ビジネス論』、2017年度はこれにて終了です。

2018年度は新たな外部講師を招聘して、学生たちに「現代ビジネスの現在(いま)」をお伝えしていきます。

ゲストとの日程調整から全体のとりまとめまで、細やかな心配りで講義を運営して下さった加藤先生、本当にお疲れ様でした。

来年度は担当が工藤春代先生に代わり、開催曜日も月曜日の2限目(10:40~12:10)になります。

興味を持たれた方はぜひ聴きにいらして下さいね。

来年度の現代ビジネス論のブログは、担当者が代わってお伝えすることになります。さらに面白い講義をお届けできること間違いなし!

みなさま、お楽しみにぃ~!!

 

[学生の所感]

普段、お金を引き出すためにATMに行くのみで、銀行にいったことがなく知らないことがたくさんありました。コンビニでも支払いや預金を引き出すことができ、便利だけれど、ますます銀行に行く機会が遠のいていると感じました。銀行、信用金庫、信用組合、それぞれ全く異なっているものであることが初めてわかりました。特に、銀行と信用金庫の違いを知ることができてよかったです。私は奈良県出身なので地方では地銀は都銀より圧倒的に店舗数が多く、支持されていることがよくわかりました。家族も周りの友だちもほとんど南都銀行の口座を持っていて地方での地銀の強さがわかりました。

 

近年、ゼロ金利政策や低金利が進んでおり、銀行に預金を預けても金利より引き出し時の手数料のほうが高くなってしまう場合が多く、私たち預金者側からしたら実質マイナス金利になってしまっているように感じます。現在は金利が0.01%程度ですが、以前父から25年ほど前は金利が4%ほどもあったと聞いたことがあります。25年でこれほど金利が下がってしまっているのかと驚きました。銀行の手数料は高いため、今後コンビニなどで料金を支払いする人が増え、国民は銀行離れしてしまうのではないかと考えました。

 

(ライフプランニング学科 学生より真面目に受講したと自負している越智砂織)

 

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