法善寺横町 水掛不動へ行きました(一人で)

2017.08.01 国文学科

 

みなさん、こんにちは!

大阪樟蔭女子大学国文学科では、今年度から、

大阪上方のいろんな文学や文化の聖地巡礼をやろう!

ということで、各ゼミであちこちへ行っているのですが、

(このブログでも、近現代文学ゼミでは司馬遼太郎記念館へ、

日本語学ゼミでは漢字ミュージアムへ行った模様が公開されています!)

創作表現ゼミでは、

3年生と4年生は南船場にある文学バー「リズール」

へ行くことになりました。

IMG_20170721_192217.jpg

で、せっかくそっち方面に行くのなら、

ついでに難波や心斎橋あたりの文学聖地に行ってみたいではないか、

と思ったのですが、

ゼミ生は授業があったり、企業説明会に行ったり、

その他何やかやで、結局創作ゼミ担当の奈良﨑が一人で寂しく、

法善寺横町へ行ってきました。

 

外国人カップルが……。

IMG_20170721_183931.jpg

夕方だったので、看板に灯が入って、

なかなか風情ただよう景色。

IMG_20170721_184021.jpg

 

参拝客が線香の煙をあびる風景ももはや定番。

 

IMG_20170721_184037.jpg

ふと傍らに目をやると、トコトコと黒猫が……。

おい、足跡ついてんぞ!

IMG_20170721_184013.jpg

で、水掛不動の名に違わず、

みんな柄杓で水をかけます。

IMG_20170721_184057.jpg

そら、もうドバドバと。これでもかってくらい。

で、どうなるのかというと、

こんな案配!

IMG_20170721_184108.jpg

こ、こわい……

気の弱い子供なら泣くレベル。

傍らにひかえる、小さな地蔵だって、負けちゃいませんぜ!

IMG_20170721_184125.jpg

夜暗いところで見たら、絶叫する!

でも、ここでふと疑問。

どうして背後の火焔には苔がついていないのだ?

やっぱ、燃えてるから?

そら、ありがたいこって。

……なんだか、やらせ臭を少し感じたりもするが。

 

それはさておき、境内には!

言わずと知れた、「夫婦善哉」のお店!

IMG_20170721_184222.jpg

IMG_20170721_184226.jpg

学生たちに「今度一緒に行くなら、ぜんざいくらいおごってやる!

と豪語したのですが、よく見ると800円もしてるじゃ、あーりませんか!

み、みんな!

できるだけ少人数で行きましょうね!

 

ところで、この法善寺、大阪出身の無頼派作家・織田作之助の短編

「夫婦善哉」に描かれる、大阪のど真ん中の文学聖地!

 

穀潰しのどうしようもない男と、

何度もだまされながらも男を棄てられない女の物語です。

  ラストシーン、この法善寺境内で「めおとぜんざい」をすすりながら講釈をたれる男と、

「一人より女夫の方がええいうことでっしゃろ」

とつぶやく女の姿を描いて、物語は幕を閉じます。

青空文庫でも読めますから、みなさんも一度読んでみてください。

 

法善寺境内の奥には、これまた大阪情緒あふれる路地が続いています。

IMG_20170721_184316.jpg

IMG_20170721_184430.jpg

織田作の「夫婦善哉」の中に、

高津の湯豆腐屋、夜店のドテ焼き、粕饅頭、

戎橋筋そごう横「しる市」のどじょう汁と皮鯨汁、

道頓堀相合橋東詰「出雲屋」のまむし、

日本橋「たこ梅」のたこ、

法善寺境内「正弁丹悟亭」の関東煮、

千日前常磐座横「寿司捨」の鉄火巻と鯛の皮の酢味噌、

その向い「だるまや」のかやく飯と粕じる

と、やたら、大阪の庶民的食べ物が列挙されるシーンがあるのですが、

軒を連ねる看板は、かつての風景を彷彿させるものがあります。

参拝した後は、こんな店にもブラリと入ってみたいですね、

みんなのおごりで!

 

受験生の皆さん!

来年は、ぜひこの庶民感あふれる文学聖地を、一緒に歩いてみませんか!

 

集合時間にはまだ間があったので、

ちょっと足を伸ばして、なんばグランド花月へ。

 

IMG_20170721_185651.jpg

IMG_20170721_185707.jpg

前にはあの人の着ぐるみが。

いっつもいるけど、中の人、ものすげえダイエットになるやろね。

 

その斜め前あたりにはNMB48シアターが。

IMG_20170721_185810.jpg

休みかと思ったのですが、スタッフが前にいて、

女の子二人が階段を降りていったので、一応営業中なんですね。

 

そうこうする間にも、

グランド花月の上演時間が近づいてきて、前は黒山の人だかり。

IMG_20170721_185902.jpg

私はじっとり汗にまみれながら、

学生との待ち合わせ場所、リズールへ向かったのでした。

 

芥川賞作家玄月さんプロデュースの文学バー「リズール」の報告は、

また次回お送りします!

 

 

 

大阪樟蔭女子大学 学科ニュース

DEPERTMENT NEWS
各学科に関する最新ニュースやお知らせを配信!

アーカイブ

RSS 1.0 2.0 読者登録

ページトップへ