近現代文学ゼミの学外実習

2017.05.30 国文学科
近現代文学ゼミの3年生で司馬遼太郎記念館へ出かけました。
大学から徒歩15分の下小阪というところにあります。
司馬遼太郎が歩いた「河内みち」を踏みしめながら小路をぬけると、薔薇の香しい記念館入口に到着。
 
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今年は司馬さんの没後20年に当たり、『街道をゆく』の特別展が開催されています。
 
自然林のような庭に面して、司馬さんが亡くなる直前まで執筆していた書斎がそのままの状態で置かれていました。奥から今にも姿を現しそうな、そんな気がします。
 
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樹々をくぐり抜けて、安藤忠雄の設計によるモダン建築の記念館に入ると、地下1階から地上3階まで壁一面に展示された蔵書に圧倒され、またステンドグラスの瀟洒な美しさに目をうばわれます。
 
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ゼミ生たちは思い思いに司馬作品の展示物を見て回り、司馬史観に貫かれた歴史小説に興味津々のようでした。
『街道をゆく』は、「朝日新聞」に1147回連載され、25年間も続いた司馬さんのライフワークです。国内外の道をたずね歩き、「日本とは何か、日本人とは何か」を追究しました。司馬さんの人生そのものだったようです。
 
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『街道をゆく』の挿絵は須田剋太、桑野博利、安藤光雅の三名が担当していますが、特に須田剋太は初期の挿絵家として、司馬さんと共に各地へ取材旅行に出かけた盟友でした。
東大阪市宝持には民芸画家・須田剋太の画を飾った喫茶「美術館」があります。生憎この日は定休日のため入れませんでしたが、次回は是非、ここで文学談義をやりたいですね。
 
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大阪樟蔭女子大学のある小阪近辺は、司馬さんがいた風景とは変わってしまったかも知れないけれど、この界隈には今も司馬さんの息吹が感じられます。街角で出会ったら、「ヤー、こんにちわ!」と挨拶を交わしてくださるような、そんな気さくな雰囲気が今も残っています。
 
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               (檀原みすず)
 

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