卒業論文報告会'16

2017.03.01 国文学科
みなさん、こんにちは。
創作コース担当の奈良崎です。
 
四年生はいよいよ卒業式も近づいて来ましたが、
それに先立ち、二月六日(月)、卒業論文発表会が催されました。
 
四年間勉強してきた成果が、
この卒業論文/卒業制作としてまとめられたわけです。
 
国文学科JDのお姉さんたちがどんな研究をしているのか、JKのみなさんもちょっと覗いてみて下さい。
 
まず最初は書道コースKさんからです。
 
論文テーマは
「主論 呉昌碩の書風による「白居易詩三首」、副論 元永本古今集」
 
CIMG0075.JPG
論文で、『専攻法帖』の作者呉昌碩の作風を分析し、
それを自らの作品制作へつなげるのだそうです。
うーん、難しそう。
 
 
 
続いて、国語国文コース古典ゼミKさん。
卒論テーマは
「式子内親王と藤原定家の関係性」
 
CIMG0074.JPG
史実や定家の『明月記』、謡曲「定家」などにおける二人の関係、
さらに様々な和歌から読み取れる関係について論じました。
「定家ってただのストーカーじゃなかったんですね」とは、某先生のご感想。
 
 
次は、国語国文コース近代ゼミTさん。
テーマは「漱石と幻想ー『漾虚集』小考ー」
 
CIMG0068.JPG
夏目漱石の初期短編集『漾虚集』の七作品について、
比較文学的に考察し、また時代背景などを踏まえて、
その幻想性を論じました。
 
 
次は、国語国文コース国語学ゼミYさん。
テーマは「福井の方言における地域差についてーアホ・バカの分布ー」
 
(写真を撮り忘れてしまいました。ごめんなさい!)
 
Yさんはご自分の出身地である福井県の方言の特徴、
とりわけアホ・バカを指す表現について
福井県の市役所町役場の職員の方にアンケート調査を依頼し、
方言についての考察をしました。
相づちの言葉や呼びかけについて、独自の調査を報告、
さらに「アホ・バカ」を福井の各地方では何と言うか、など……。
「ボコ」「アヤ」「コンジョシ」や「ノクテイ」など、
聞いたこともない言葉が紹介されていました。
こんなの言われても、バカにされてるとは気づきませんね。
 
 
続いて、創作表現コースTさん。
『女の子はフクザツ』というタイトルです。
 
CIMG0070.JPG
姉と妹の複雑な関係や互いへの思いを描いた、
二つの短編と女子高生の理想主義的な恋愛を語る短編、
全三編を収めた小説集です。
 
 
最後は、キャラクター文芸コースFさん。
タイトルは『生徒会長はやっぱりお忙しい』。
 
CIMG0073.JPG
これまでに書いてきた四コマ漫画を集めた作品集です。
シュールなキャラと手慣れた画は
プロ一歩手前といった感じさえ漂っています。
 
 
それにしてもみなさん全く緊張している様子もなく、
ごく普通にすらすらとしゃべっているのがすごい。
 
これは四年間樟蔭国文科でビシバシ鍛えられたからか、
それとも持って生まれた資質なのか……。
あるいは、今時のJD、
これくらいしゃべって当たり前なんでしょうか?
 
壇上で立ち往生などされた日には、
見ているこっちがハラハラドキドキなのですが、
そんなことも一切なくって、
何だか胃に優しい卒論報告会でした。
 

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