樟蔭ガールズコレクション2016 作品紹介

8月21日(日)に、グランフロント大阪で開催された「樟蔭学園100周年記念プレイベント~次世代の樟蔭、無窮の大地を翔ける~」の一環で、化粧ファッション学科による樟蔭ガールズコレクション2016が行われました。その様子は、新聞にも取り上げられ、大絶賛でした!
 
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「樟蔭ガールズコレクション2016」は、化粧ファッション学科のファッション・化粧・美容の各コースの学生を含むチームで編成された、学生たちによるファッションショーです。
 
ショーでは、事前制作の上、ステージ上で制限時間内に衣装の仕上げと装飾、ヘア・メイクの施術を行い、完成した作品を発表。テーマは「Next Stage」。百周年を迎える樟蔭の伝統をふまえ、未来そして更なる高みへと前進する姿を、樟蔭カラーを取り入れて表現しました。
 
化粧ファッション学科の学生たちが、ファッションとヘア・メイクに「Next Stage」をどのように落とし込みトータルの美を創り出したのか・・・各チームの作品をコンセプトとともにご紹介します。
 
 
チーム①
 
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衣装は、樟蔭100周年のマークの色である緑とピンクをメインに制作しました。女子大学の樟蔭らしく、女性らしさが表現できるチュールを使用し、チュールの段は自分たちの次のステージへ進む階段をイメージしています。チュールの色の濃淡は、これまで深めてきた知識を表しています。また、裾が広がっているのは今までに樟蔭が広げてきた知性と、これから先の未来が開けて明るい末広がりの意味が込められています。
 
メイクは、目元にクールなブルーのグラデーションを施しました。2016-17年秋冬コレクションのビューティートレンドであるギャラクシーアイをイメージし、大粒のグリッターやメタリックカラーを使って目元を大胆かつに華やかに演出しました。
 
ヘアスタイルは、ボリュームのある衣装を引き立たせるため、すっきりとひとつにまとめました。ポニーテールは、シンプルなヘア技法ですが、球体である頭部に対してキレイな面を作り結い上げる事は、基礎でありながら技術の良し悪しが明確に出てしまいます。おくれ毛が浮いてしまわないようにワックスを使用して面を整えるようにしました。
 
 
 
チーム②
 
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衣装は、樟蔭は歴史のある学校なので、近世に流行したラフやコルセットを取り込み、歴史が感じられるドレスを制作しました。スカート部分はステンドグラスをイメージしたもので、女性らしさを醸し出す上品さとゴージャスさを演出しています。テーマカラーのグリーンを花の葉に使用し、自然の緑として取り入れました。
 
メイクのコンセプトはエレガントな女性です。衣装の雰囲気から、“上品”と“ステンドグラス”をキーワードにメイクデザインを考えました。アイシャドーにパールを混ぜることで上品さを演出し、ストーンを使用することでステンドグラスを表現しました。またリップにブラウンを使用することで、シックに仕上げました。
 
ヘアでは、自毛の黒髪の美しさを引き立たせることにこだわりました。ゆるめに毛先を巻いた髪を片側に寄せ、前髪は複数のカールシニョンを配置するヘアデザインにすることで、女性の流線的で優しいイメージを表現しました。ぜひ注目してご覧頂ければと思います。
 
 
 
チーム③
 
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樟蔭の象徴的な緑と新しい未来を表すピンクを衣装に取り入れました。100周年記念のマークに使用されている水引を衣装のポイントとしてデザインしています。インナーの袖を持ち上げ丸みを帯びたシルエットを作っておき、そこから一気にストレートな袖へと変化させました。スカートには樟蔭の伝統的な袴をイメージしたプリーツを中に仕込み、後ろにトレーンを引くシルエットにこだわりました。全体的に綺麗目でタイトなラインを構成し、新しい次のステージに挑戦する芯のある強い女性像をイメージしています。
 
メイクは、衣装のピンクの水引のデザインをイメージして仕上げました。ポイントは目のまわりの水引をあらわした曲線です。目元をすっきりさせるため、目頭から鼻にむけてはねさせました。
 
ヘアは、ウエストラインが見えるタイトな衣装のシルエットに合わせて、その滑らかなラインを意識しながらも、丸みのあるフォルムにしました。ポイントは前髪をサイドに流し、毛先を丸めたところです。全体としては、印象的ながら主張しすぎないメイクと衣装とのバランスを保ったスタイルにしました。
 
 
 
チーム④
 
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衣装は、「Next Stage」にちなんで、衣装の左右に「近未来」と「伝統」という2つのテーマを設定し制作しました。衣装の左側は「伝統」を表現しています。トップスは樟蔭の華道をデザインソースに、緑のファーは草を、花は華道の花を表しています。ボトムは茶道の茶筅をイメージした装飾となっています。衣装の右側は近未来を表現しています。左側の伝統とは正反対の黒のレザーでメタリック感を強調しました。
 
メイクは、樟蔭カラーである深緑をメインカラーとし、目元がポイントになるように仕上げました。アイシャドーはグリーンとゴールドの2色使いで、グリーンは目尻から縦割りグラデーションで施し、目頭にゴールドのラメをのせ、目元が華やかに見えるよう演出しました。頬は骨格感を出す程度に色をのせ、リップは手でぼかすように色をのせました。
 
ヘアでは、衣装とメイク、ヘアが合わさった時のトータルバランスを重視しました。パンツスタイルの衣装や、寒色系のメイクに男性的な要素があり、それがより栄えるように、ヘアスタイルも男性らしさを意識しました。
 
 
 
チーム⑤
 
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衣装のコンセプトは、「近未来」と「和」です。近未来を表すため、袖に球体を、帯や装飾に三角の立体を用いました。また、色にも意味を持たせました。赤は女性としての愛情を大切にするため、そして青は、どのような状況になっても冷静に判断することを忘れないためです。それらをふまえ、軸に樟蔭カラーである緑を使いました。樟は栄誉、勝利を意味することから、何事にも挑戦していく女性がモチーフです。100周年記念なので、今までの100年として、これからの100年として、和と近未来を融合しました。
 
メイクのコンセプトはアヴァンギャルドです。未来的なイメージのメイクで前進する強さを表現しました。白くした肌に、シェーディングをしっかりと入れ立体感を出し、ブラックで囲んだ目元で意志の強さを演出しました。衣装の和のイメージと合わせて、赤リップを中央にポイントとして塗り、おちょぼ口のような可愛らしさを表現しました。
 
ヘアデザインは、幾何学的な衣装に合わせて考案しました。まず、衣装と統一感を出すため、衣装に使用した生地でヘアアクセサリーを制作しました。そして、ヘアで一番工夫した点はフロント部分の球体のデザインです。2つの球体の土台は発泡スチロールで中に針金を通し固定させ、一つ目は安定させるため地毛で形づくり、もう一つはエクステ毛を使い制作しました。
 
 
 
チーム⑥
 
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この衣装には、袴のデザインを取り入れ、樟蔭らしい伝統をイメージしました。ティアードで色のグラデーションをつけ、若々しい緑や黄色によって新しい芽生えを表し、「Next Stage」を表現しています。また、背中にデザインしたひし形は、未来へつながる扉を表現したものです。
 
メイクは、樟蔭の伝統と、女性らしくやわらかな曲線をイメージして、口元をメインにしたデザインに仕上げました。リップは樟蔭カラーの深緑に映えるよう、またトレンドを意識してカラーはレッドをセレクトしました。目元には繊細なラメを重ね、きらきらと未来を見つめるまなざしを意識しました。
 
衣装のドレスが女性らしく可愛いらしいデザインだったため、ヘアデザインもドレスに合わせてお姫様のイメージで制作しました。後頭部に高さを出し、横からのシルエットを整えた後に、カールを付けた毛先で柔らかく、華やかな雰囲気をつくりました。
 
 
 
チーム⑦
 
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衣装は、深い森の中でわずかな光を頼りに、鮮やかに彩る花々の情景をイメージしました。さらに、その光から天使が現れ、高みへ導いてくれるかのような、さらなる輝きを目指してステップアップするという意味が込められています。特にこだわった所は、緑のスカートを彩る花々と背中の階段です。1つ1つ、一段一段、試行錯誤を繰り返し作りました。度重なる挫折や焦燥を制作者全員で協力して乗り越え、完成へとたどり着きました。
 
メイクは、オレンジをメインカラーとしたメイクです。上からイエローとオレンジのグラデーションをつけ、目の下に赤をいれ目元を引き締めました。アイシャドーとチークのグラデーションがポイントです。鮮やかな色使いで華やかさを演出しました。
 
装飾的なファッションであるヘアには、その衣装がより引き立つようワンロール風のシンプルなスタイルにしました。ボリュームを出したネープ部分のシニョンをバランスよくほぐすことで、女性らしい優しい雰囲気とフェアリー感のあるスタイルを目指しました。
 
 
 
チーム⑧
 
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衣装は十二単をイメージし、特徴である重ね色目を季節感のある夏の配色にしました。上に羽織るジャケットは、和の袖にベストを組み合わせたアイテムになっています。インナーのワンピースは体にフィットした形になっており、ジャケットとは逆のアシンメトリーになっています。また、スカートの色は樟蔭カラーにしました。これまでの樟蔭の良いところを背負って、次の段階に進んでいくという思いで制作しました。
 
メイクでは、衣装のデザインを参考に、個性的かつ印象的なメイクを心がけました。頬の部分を強調させるために、他のパーツをシンプルに仕上げ、また左右の模様をアシンメトリーにすることで、遊び心を持たせました。さらに、様々な色を使った四角いデザインで衣装との統一感を出しました。十二単のモチーフから作られる和の雰囲気を壊さないように派手すぎず、ナチュラルすぎないメイクにしました。
 
ヘアのコンセプトは大和撫子です。モデルの本来の美しさを生かしつつ、衣装の十二単のデザインやモデルの黒髪を生かしてストレートにしました。衣装やメイクが少し派手な分、ヘアを落ち着かせ全体のバランスをとりました。ただストレートにするだけでなく、前髪を作ることによってモデルの印象を変えてみました。ヘッドアクセで華やかさを、髪を片方に流す事で女性らしさを演出しました。
 
 
 
 
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樟蔭ガールズコレクション2016の化粧ファッション学科の学生たちが制作した全8チームの作品はいかがでしたか?
「Next Stage」 をテーマに、それぞれのコンセプトに沿って出来上がった作品は、ファッション・化粧・美容をトータルに学ぶ樟蔭の学生だからこその作品に仕上がったと思います。
 
樟蔭ガールズコレクション2016に参加した学生たちは、今回の制作にあたり、みんなで一つの作品を作り上げる楽しみや喜びを感じ、想いを形にできた達成感、プロのモデルへの施術という体験を通して、多くのことを学んだことと思います。また、制作に向けて一生懸命に取り組む姿は、その姿を見ていた同級生や先輩、後輩、教員、職員に様々な良い影響を与えてくれました。そして、見て下さった方々にも、感動を与えてくれた素敵なショーとなりました。
 
 
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※化粧ファッション学科の被服学専攻は平成29年4月よりファッション学専攻に名称変更予定です。

 
 

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