外資系多国籍企業の活動とキャリア・経済の国際化と多国籍企業(税務戦略)@現代ビジネス論Vol.11

みなさん、こんにちは。

 

恒例の『現代ビジネス論』も第11弾と、いよいよ終盤戦にさしかかってきましたぁ!

 

意地でも全部の講義を聴いて書き切るわっ! (と妙な意気込みを見せるワタシ)

 

さてさて今日は、ネスレ日本株式会社 税務部 部長 前田謙二(まえだ けんじ)様にお越しいただきました。

 

前田様は、大学院時代同じ教授に指導を受けていた仲間です。

 

大学院時代から色々とお世話になっていて、今回無理をお願いしてきていただきました。

 

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(前田様を紹介する私)

 

さて、本日は、前半は外資系多国籍企業とキャリアについて、後半は経済の国際化と多国籍企業(税務戦略)についてです。

 

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(本日の資料)

 

まずは、ネスレの会社概要から。

 

ネスレはスイスに本社を置く、食料品業界世界一の売上を誇る多国籍企業です。1866年、アングロ・スイス煉乳会社として設立され、アンリ・ネスレによる子どもの離乳食からスタートしました。

 

「へ~、ネスレって人の名前だったのか~。」

 

現在では企業株価は世界12位。

 

ネスレ日本は、本社を神戸に置き、1913年創業で、飲料、食料品、菓子、ペットフード等の製造・販売をしています。

 

ネスレと言えば、ネスカフェ!!

 

コーヒーが有名で、日本の売上の約5割を占めます。

 

しかし他にも有名商品が。

 

みんな~、キットカットは好きかな?(先生は大好き! いつも研究室の冷蔵庫に常備してあるぞっ!)

 

そう! キットカットはネスレの商品で、日本の売上の2-3割を占める主力商品です。

 

受験生応援キットカットやご当地キットカットなど。

 

最近では、キットカットショコラトリーで高級路線を打ち出していますよね。

 

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このほかネスレが扱う商品としては、MILO(ココア)やネスプレッソ(コーヒー)、Friskies(猫まっしぐら!)、felix(猫大好き)など。

 

炭酸水のコントレックス(ダイエットに最適!)やペリエなど。

 

ちなみにいつもは違いますが、前田先生には講義中飲んでいただくお水にペリエを用意。(加藤先生、気が利くなぁ~!すごい!!)

 

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そしてそして~、ネスカフェアンバサダー!!!

 

泡で酸化を防ぐことができるコーヒーを入れるマシーンで、いつでもどこでも美味しいコーヒーが飲めちゃいます。

 

ちなみに私はネスカフェアンバサダーだぞっ!

 

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(研究室にあるバリスタとドルチェグストのマシーンとカプセル)

 

ネスレが、ブランド名(キットカットやネスレなど)を前面に出して、会社名を出さない理由は、個別のブランド名のほうが管理しやすいなどの理由からだそうです。

 

ネスカフェアンバサダーやネスプレッソ(高級コーヒー)などは、付加価値をつけて売ることによって差別化を図っています。

 

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ところでみなさんは、ネスレがインスタントコーヒーをはじめて製品化したって知っていましたか?

 

大量に収穫したコーヒー豆を腐らすことなく、どうにか製品化できないだろうかとブラジルから依頼があり、加工していつでも飲めるインスタントコーヒーにしたのです。

 

そうだったのか…!! し、知らなかった…。

 

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その後前田様は、日系企業と多国籍企業について、付加価値にある仕事と単純作業を分け、単純作業は人件費の安いフィリピンやインドに発注することをお話しされました。

 

フィリピンは日本の1/4の給与、インドにいたっては日本の1/10の給与です。

 

つまり、日本人を1人雇う給与でインド人は10人雇うことができます。

 

そうすると、世界全体としてみたときに、日本人が日本で行う仕事は減少します。

 

そのとき、私たち日本人はどうやって生き残るのか。

 

世界の流れはスピードが加速してどんどん変化していきます。

 

社会は変わるのでそれについていかないと行き残れません。

 

その後は、前田様の専門である国際課税について話されました。

 

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日本人が日本で稼いだ所得に対して、税金がかかります。

 

では、外国人が日本で稼いだら?

 

日本人だから税金がかかる、外国人だから税金がかからないというのは、領土の考え方です。

 

わが国の税は、日本で住んでいるかどうかが、キーポイントとなります。

 

つまり、国籍ではなく、「日本に居住しているか」どうかなのです。

 

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じゃあ、外国のアーティストみたいに、日本に来てライブ公演をして、1週間後に帰国したら?

 

日本の興行収入に税金はかからないの?というと…??

 

そんなことはありません。

 

税金、どこまでも追っかけていきます(こら!待てぇ~!!)。…が!

 

アメリカと日本では法律が異なりますので、主権侵害になります。

 

そこで登場するのが「租税条約」です。

 

租税条約は、国際的二重課税の排除、租税回避・脱税の防止、国際的情報交換等の目的で締結される条約で、日本はすでに100カ国近くと租税条約を締結しています。

 

この話を使って、前田様は、今話題の(?)パナマ文書についても解説して下さいました。

 

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前田様、大変ご多忙の中、外資系企業とこれからの経済と私たちの生き方についてお話をしていただき、本当にありがとうございました。

 

さぁて来週の授業は…?

 

株式会社ミヤコ国際ツーリスト グローバル営業部 黒澤一成様にお越しいただき、「フードツーリズム」についてお話しいただきます。

 

お楽しみにぃ~♪

 

 

[学生の所感]

ネスレ=コーヒーというイメージが強く、CMなどでもネスカフェの宣伝をよく見ますが、キットカットや炭酸水と幅広い分野の商品を取り扱われているというのを初めて知りました。

英語の履歴書のお話しを聴いて、日本では学歴を小学校くらいまで遡って書くのがよくわからないなと思っていたので、アメリカなどでは、昨年自分が何をしたかなど実績について書くというのが良いなと思いました。外資系の会社について知ることができました。最後の税の話がわかりやすくて面白かったです。

 

今日はこれから働く上で大切なことについて学びました。企業に入ると、新入社員は貴重な人材でもあり、自分から意見を伝える力、発信する力、疑問に思った点について質問できる力が必要だと思いました。これから就職に向けて、力をつけていかなくてはならないし、戦っていく中でこういった力がないと負けると思いました。外国の学生の授業の受け方などの話や日本人が外国に行くと、日本人は有利になると言っていました。これから自分が働きたいと思う企業について調べて、何が必要で求められているのか、企業によって異なると思うので、就職活動が始まるまでに調べていこうと思いました。今日はすごく参考になることがあり、分かりやすい説明で、一緒に考えたりもできて良かったです。ありがとうございました。

 

(ライフプランニング学科 越智砂織)

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