「読み解き日本文学」始まりました!


みなさん、こんにちは。

古典文学ゼミ担当の長谷あゆすです。

 

6/4(土)、2016年度公開講座「読み解き日本文学」がスタートしました。

第1回目のテーマはこちら!

 

『西鶴名残の友』の魅力

~「幽霊の足弱車」に隠されたミステリー~

 

『西鶴名残の友』は、江戸時代に活躍した井原西鶴という俳諧師が書いた短編笑話集です。西鶴本人や俳諧仲間が沢山登場してくるので、日記風なところもあります。

 

この作品、世間での知名度は相当低いと思うのですが、

実は、すごく面白いです。

 

一見単純そうに見える話でも、登場する俳人たちのことを調べ、俳諧の発想パターンをふまえて読み込んでいくと、意外なところに「あっ」と驚く趣向があったことが見えてきます。

今回は、そうした「読み解き」の醍醐味が味わえる例として、「幽霊の足弱車」という話を取り上げました。

この章は、西鶴が自分のエッセイに「おっちょこちょいな幽霊の失敗談」を付け足したかのような内容で、すぐにサクっと読めてしまいます。

ところが、一話のオチに配された〈俳諧的暗号〉を解いていくと、ある大名家のお家騒動をあてこんだ壮大なミステリーが隠れていたことが明らかになってくるんです。

 

公開講座「読み解き日本文学」①.jpg

 

西鶴ミステリーは面白い!

ということを、松岡修造さんみたいに熱くお話ししました。

 

「読み解き日本文学」では、今後も以下の講座を予定しています。

 

6╱11(土)文学作品に描かれた図書館(嶋崎さや香)

6╱18(土)現代日本における「旅の文学」(奈良﨑英穂)

6╱25(土)樋口一葉『たけくらべ』~「水仙の造り花」に秘められた宿命~(檀原みすず)

 

既に申し込みをしてくださっている皆さん、ありがとうございます。

当日のお越しをお待ちしております!

(長谷あゆす)

  • ホーム

Loading Calendar...

アーカイブ

RSS 1.0 2.0 読者登録


 学科ニュース

各学科に関する最新ニュースやお知らせなどを配信していきます。