エレクトロニクス産業のイノベーション@現代ビジネス論Vol.3

みなさん、こんにちは。

 

山々の新緑がとてもキレイな季節ですね。

 

私の自宅ベランダからは生駒山が見えるのですが、緑がとっても鮮やか!

 

毎朝、カーテンを開けるのが楽しみです。

 

さてさて、本日は『現代ビジネス論』の第3弾をお送りします。

 

過去の授業はこちらをチェケラ~♪

  第1回目の授業

  第2回目の授業

 

今回は、元 村田製作所広報部長 現 大島BtoBコミュニケーションズ 代表 の大島幸男様にお越しいただき、「エレクトロニクス産業のイノベーション」というテーマで、エレクトロニクス産業の構造から村田製作所、そしてBtoB企業の発展についてお話ししていただきました。

 

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(授業風景)

 

ところでみなさんはBtoBという言葉をご存じですか?

 

Business to Business(B to B)は、売り手と買い手が事業者の取引のことです。

 

これに対して、Business to Consumer(B to C)は、売り手が事業者で、買い手は消費者である取引をいいます。

 

村田製作所は部品メーカーの企業で、ブランドメーカーに製品を販売しています(つまりB to B企業)。

 

したがって、村田製作所の製品が直接販売されることはありませんが、しかし製品製造にはとても重要な役割を担っています。

 

最近話題になったシャープを買収した台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業もB to B企業です。

 

鴻海精密工業は、iPhone、ソニーや任天堂ゲーム機、ソフトバンクヒト型ロボット「Pepper」や薄型テレビの部品を作っているんですよ。

 

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村田製作所は、1944年に創業し、現在では売上高1兆円を超える大企業です。

 

その経営理念はコレ ↓ 

 

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当時はラジオが主流だったので、その部品であるチタンコンデンサの生産を開始しました。

 

幅広い技術を持つ村田製作所の現在の主要製品は、「チップ積層セラミックコンデンサ」です。

 

なんじゃそりゃ? 何に使われているの?と思いましたか?

 

これがなかったら私たちの生活はたちまち困りますよ!

 

このチップはスマホやパソコン、TVなどに使われています。

 

なんと1台のスマホに700個も使われているのだとか。

 

サンドイッチのように数百から数千の層になっていて、シャープペンシルの芯より小さく、しかし高い性能があります。

 

もちろん、最初からこんなに小さかったわけではありません。

 

ところでみなさん、昔の携帯電話ってご存じ?

 

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(懐かしい自動車電話と初期の携帯電話)

 

自動車電話から携帯電話、そしてスマホへ発展してきましたが、発売当初はこんなに大きかったのです。(もちろん値段も高額! お金持ちがステイタスとして持っていました。)

 

それは中の部品が大きかったから。

 

村田製作所は改良に改良を重ね、部品を小さくすることと同時に性能を上げてきました。

 

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みなさんの必需品であるスマホの機能が増えながら超小型化されたのは、中に入っている部品の小型化が進み、たくさんの機能を搭載することができるようになったからです。

 

このチップ積層セラミックコンデンサは世界シェア35%。つまり世界のスマホの1/3は村田製作所の部品が使われているのです。

 

韓国のサムソン電子の会長が、「村田製作所に(トラブルなどの)事故があれば、世界中のケータイの生産がストップする」と言ったそうです。

 

このほか、パソコンを落としたときに、クッションの役割を果たす機能である「ショックセンサ」に至っては、世界95%のシェアを誇ります。

 

 

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また、近年の村田製作所は、子どもの理科離れが日本のモノづくりの危機につながることを懸念して、理科の授業を全国展開しています。

 

もしかしたら、みなさんの小学校にも「ムラタセイサク君(自転車を漕ぐロボット)」が来たのではないですか?

 

日本には素晴らしい技術を持っている企業がたくさんありますが、直接自社の名前で製品を売っていないがために、意外と認知されていない企業が多く存在します。

 

私たちの豊かな生活を支え、また世界の産業を支える重要な役割をしている企業があるということを、ブログを読んで下さっているみなさんに少しでもお伝えできればと思いました。

 

 

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授業の最後は、前回講義して下さった粟津先生も一言述べられ、加藤先生が総括なさいました。

 

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(粟津先生と大島先生)          (加藤先生の総括)

 

大島先生、非常に興味深く、楽しい講義を本当にありがとうございました!

 

さぁ~て、次回の講義は???

 

NTT西日本 西日本電信電話株式会社 ビジネス営業本部の部長 遠藤晃男様に、「地域電気通信業クラウドソリューション」についてお話ししていただきます。

 

楽しみにしてて下さいねっ♪

 

[学生の所感]

村田製作所のようなB to B企業は、世間的にはあまり知られていないし、知られにくいかもしれないが、私たちの生活に影響を及ぼすような製品を製造している企業なのだと思いました。就職活動の際、どうしても有名企業などに目がいってしまいがちですが、逆にそうすることによって自分の視野を狭くさせて、本当にすごい企業を見落としてしまっているのだと気づきました。

 

B to B企業は、普段私たちの目に触れる機会が少ないため、知られていない企業が数多くあるが、ある部門での生産で多くのシェアを占めていたり活躍している企業がたくさんあるということがわかりました。このような企業を私たちの一般の消費者が知ることができる機会が増えるとよいと思いました。

 

(ライフプランニング学科 スマホを分解してみたくなった越智砂織)

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